場違い

一睡もしないで

今週は少し生活リズムが崩れている。夜中に出歩くことが数回あった。色々なことを考えると不安になり祈るために散歩をする。一昨日、月曜の3時頃もまた近所を散歩しているとお婆さんが声を掛けてきた。夜中だったのでかなり焦った。幸いこのお婆さんは認知症ではなく普通に散歩しているだけだったが、倒れている人がいるからなんとかしてほしいと訴えて来られた。言われるままに、その場所に行くと確かに人が倒れている。恐る恐る声をかけると、返事のような唸り声が返ってきた。頭を打って倒れているのか酔っぱらっているのかが分からない。とりあえず、お婆さんを近くのご自宅まで送りながら警察に連絡してみた。警察の方も、非常に恐縮しながら「車道に転がってしまうといけないので、警官が到着するまで現場で見守りをお願いできないか」との事。勿論快諾した。結果的にはただの酔っぱらいだったが少し事情聴取があり家に戻ると5時前になっていた。そんなこともあって夜中に眠れない日が続いている。

昨晩も結局一睡も出来なかった。理由は極度の緊張。明けた今日はスキルアップのために入学を希望した学校の入学試験の日なので緊張して眠れなくなった。

試験会場

とりあえずボーッとする頭を無理やり起こして試験会場に向かった。予定よりも1時間近く早い到着。すぐに会場に入れば良かったが気持ちを落ち着かせるため近くのマックで休憩。

その後会場には15分前に着いたが、自分が一番最後の到着だった。ここは沖縄じゃないのか?と目を疑った。

更に驚いたのは7割ぐらいの受験生が女性で、しかもリクルートスーツに身を包んで臨んでいる。いつもハローワークで見かける子持ちのお母さんや同世代のお父さんたちは一人もいない。恐らく30代の人はいない。そのような場所に間も無く還暦を迎えるおじさんが一人。なんとも居心地が悪い。

試験

筆記試験は簡単な数学いや算数の問題が中心だった。少し情報系の問題もあったが常識問題の範囲。しかし自分にとってまさかの苦手問題が出題されていた。

「梅雨をテーマにしたイラストを描きなさい」

絵が全く描けない自分には「椎茸を食べろ」と言われるような拷問である。それでもカエルが傘をさして梅雨前線の上に座っている絵を描いた。写真をとってここに紹介したかった。3歳の子でももっと上手に描ける、そんな酷い絵を描いて答案用紙は回収された。50点満点の試験で、このイラストの配点が10点。

確かにwebデザインのコースではあるが自分が学びたいのはプログラムの方でイラストではない。そちらの能力は与えられていない。

祈り

ハローワークでは2回に渡って、入校を否定された。とても辛く悲しいことだったが受験会場に来てはじめてその意味が分かった。ここは自分が来るところではない、本気でそう思う。きてはいけないところに来てしまったことを今更ながら後悔している。

今願うこと、今の祈りは「ここにいる全ての若者にwebデザインを学ぶ機会を与えてください。自分がその方々のチャンスを奪うことが決して無いように導いてください。」

将来性のない人を入学させるほど学校も愚かではないし、何よりあのカエルを見ればどれだけ低レベルかが分かるはずである。あと面接まで1時間ほど待たなければならないが今すぐ「すみませんでした。私の来る場所ではありませんでした。」と謝って退散したい。

久しぶりに大恥をかいたが良い経験となった。

今日の聖句

「したがって、信仰は聞くことによるのであり、聞くことはキリストの言葉から来るのである。」

‭‭ローマ人への手紙‬ ‭10‬:‭17‬ 口語訳

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WWDC2023

同じ方向

開発者向けではあるがAPPLEの新製品(ハード、ソフト、システム等)を発表するイベントWWDC2023。以前ほどの熱量はなくなったがそれでも少し興味はある。流石にライブを視聴することはなかったが、早朝から何人ものYouTuberさんが翻訳、解説をしているので少し視聴した。今回発表されたハードは事前に流れていた噂と殆ど同じだったので、むしろソフトやOSに興味をもった。

これだけの大企業なので恐らく5年以上先を見据えて動いているだろうし今回の発表もその草案は5年以上前のものをアップデートしたものなのだと思う。今回の発表で直感的に思ったのがiPhoneのiOS、iPadのiPadOS、そしてMacOSが同じ方向に向かっているということ。近い将来、これらは全く違う端末ではなく同じものになるのではないか。大きさや使える場面によってデバイスは選択できるものの同じ作業を同じクラウドを用いて行うようになる気がしている。

メモとジャーナル

自分の環境で最も頻繁に使用するアプリが「メモ」である。Apple純正のアプリで前述のOS全てに搭載されておりクラウドで同期するようになっている。正直言って使い勝手はあまり良くない。が、3者が共通して使えるということから10年以上前から使っている。あまりにも使い勝手が悪いのできちんとしたメモを執るために「GoodNote」というアプリを併用している。とはいえ今までのデータを活かすために「メモ」は使い続けている。毎日の聖書研究ノート、聖書の言葉を蓄える「御言葉ノート」、そしてこの投稿記事も全て「メモ」を使う。これが今回アップデートされてかなり使い勝手が良くなるとのことだった。また同様に「ジャーナル」というアプリも登場する。こちらは日記機能をもったメモ帳で写真などの位置情報と連動して使えるらしい。詳細は分からないが、少し興味がある。日記をつけているが、その都度ノートが変わってしまうので同じサイズで統一感をもたせることが難しい。今はA5版のノートを使っているが以前はB5を使っていた。大きさは同じでも厚さやデザインが統一されていないので整理もやりにくい。仕方がないので今は気に入ったノートを見つけると(できるだけ大手メーカーの定番商品)を10冊ぐらいまとめて購入するようにしている。それでも、これがなくなったときのことを考えると少し不安になる。アプリで日記をつければ利便性もあがるし携帯性に優れあとで見返すことも容易にできる。一方字体、誤字などからそのときの心境や好んで使っていた言葉などを読み取ることはできなくなる。更に、位置情報や思想と言ったものがクラウドにあがるということは、理論的にはそこにアクセスして自分以外の誰かが閲覧することもできてしまう。終わりの時代に残すべき自分の記録をどのように管理するか、大いに問われている気がする。

仮想現実

前述の通りハード面での発表はリーク情報と殆ど変わらなかったのであまり興味はなかった。が、業界からは一歩遅れをとった感じがするHMD(ヘッドマウントディスプレー)に参入するための”Vision Pro”を発表した。ゲームや映像の世界では既に何年も前から使用されているが、自分はその世界に全く興味がないのでその必要も感じていなかった。安価なものから高価なものまで様々な種類が発売されているが”Vision Pro”は3499ドル、488000で発売される。

この端末には全く興味がないが、プレゼンを見ながらもしもこれで今まで見ることができなかったものをみることができたら・・、と少し思った。

自分が見たいもの。加速器の中で起こる粒子の衝突とか。クリスチャンの映像クリエーター達が集まって再臨の光景や天国の情景をつくってくださったらそれも見てみたい。

しかし一方で仮想現実の奥に潜むサタンの力も考えてしまう。国が掲げる「ムーンショット目標」には絶対に人類が向かってはいけない方向性を感じる。

  • 2050年までに、複数の人が遠隔操作する多数のアバターとロボットを組み合わせることによって、大規模で複雑なタスクを実行するための技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。
  • 2030年までに、1つのタスクに対して、1人で10体以上のアバターを、アバター1体の場合と同等の速度、精度で操作できる技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。

内閣府ホームページより

地球上の全員がこのゴーグルをかけて救世主なる存在の来臨を見るというのだろうか?イエス様のご再臨は仮想現実ではなく世の中の全ての人が同時に見る、体験する現実である。この仮想現実を用いて現実とそうでない空間の境を感じられないようにするサタンの働きが一層活発になったことを感じる。

願い

知っていることは非常に少ないが年数だけは長い往年のアップルユーザーである自分にとって、毎年のアップルの発表が「ワクワク」から「ドキドキ」あるいは「ヒヤヒヤ」に変化している。アップルほどの影響力をもった企業をサタンが手中におさめないはずがない。日本のデジタル庁がマイナンバーの普及にあたってアップルに技術提供をお願いしたという話題はもうずいぶん前の話である。

アップル始め多くの影響力を持つ企業がイエス様の側にたつことを心から願いたい。

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悔い改め

台風一過

61日早朝、またアラートが鳴り響いた。今回はミサイルではなく台風2号に起因する避難指示であった。最初に高齢者の避難指示が出された。身内に高齢者がいるためすぐに連絡をとって援助の有無を確かめた。幸い、県内の学校をはじめ多くの職場が休みになったため身内の高齢者にも同居の家族が付き添えるということが確認できたのでそれ以上のことはしなかった。次男も二日間学校が休みになるのでかなり機嫌が良かった。二日間休校になるということは土日が続くので四日間休みになるということ。子どもにとっては思いがけないゴールデンウィークになった。

 

 

 

 

子どもと遊びながらも一応避難の準備を始めた。またうるま市や南城市など県内の幾つかの市町村で停電していたので念のため電気がないとできないことを色々と済ませた。

無駄になっても構わないのでとりあえず停電になっても大丈夫と言えるだけの食事を準備した。また飲料水や寝袋、照明なども。久しぶりに自分が子どもの頃、台風のたびに畳をあげておにぎりをたくさん作って台風が過ぎるのを不安ながらも楽しく待ったことを思い出した。

1日夜、家族が眠った後も少し心配だったのでそのまま起きていた。夜中に台風が過ぎ去り全ての警報や避難指示が解除されたのを確認して眠りについた。

台風

今回の台風2号、発生当初は確か905hPaぐらいだったと記憶している。かつてそれほどの勢力を持った台風を経験したことがなく、更に沖縄に近づくにつれ発達するとの予報だったのでかなり絶望的な気持ちになった。こんな台風が沖縄本島を直撃したらどうなってしまうのだろう?とその被害を想像することもできなかった。

幸い、予想が外れ勢力は少しずつ衰え沖縄に長時間停滞するとのよみも外れ那覇に上陸した時には980hPa程度になっていたと思う。デイゴの花が咲く年は台風が多いと昔から言われているが、今年はその当たり年になる気がしてならない。

バビロン

毎日、何かの形で「バビロン」を思い起こす。聖書を読んで思い出すこともあればオンラインの礼拝メッセージを通して思い出すこともある。聖書研究ガイドなるテキストを通して意識することもある。

バビロン、あるいはノアの洪水後の「バベルの塔」を作った人々等に共通する精神があるという。それが「自己称揚」。自分こそが偉大であり自分の考えが世界で最も優れている。或いは優れている自分に神など不必要であるという精神。これがバビロンの根底にあるという。

自分の心を探ってみると確かにその精神が自分にもある。この精神を持っていることを悔い改めなくてはいけない。

悔い改めて安息日を迎えたい。沖縄から離れていった台風2号が各地に被害をもたらさないことを心から祈りたい。

三天使のメッセージ 第二天使 松田健牧師

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4人の天使

黙示録7章の考察

「この後、わたしは四人の御使が地の四すみに立っているのを見た。彼らは地の四方の風をひき止めて、地にも海にもすべての木にも、吹きつけないようにしていた。 また、もうひとりの御使が、生ける神の印を持って、日の出る方から上って来るのを見た。彼は地と海とをそこなう権威を授かっている四人の御使にむかって、大声で叫んで言った、 「わたしたちの神の僕らの額に、わたしたちが印をおしてしまうまでは、地と海と木とをそこなってはならない」。」

‭‭ヨハネの黙示録‬ ‭7‬:‭1‬-‭3‬ 口語訳

連日巨大地震の予測や注意喚起を促す報道を目にする。いよいよ色々なことが起こり世の中が終わることを示している。確かに絶望的な出来事が連日報道され枚挙にいとまが無い訳だが、それでも現在起きていることは最悪のことではないと聖書は教えている。四方の天使が世界を破滅に導く風を押しとどめていてくれている。全ての救われるべき魂の額に「神の印」が押されるまでこの4人の天使は頑張ってくれる。

Jアラート

今朝は少し寝坊してしまい朝6時に起きた。少しずつ目が覚めるのを待って聖書を読み始めるやイミングでJアラートが鳴った。3月まで生活していた青森でもJアラートは鳴った。北朝鮮からのミサイルだ。青森からずいぶん離れたと思ったが今度は沖縄でJアラート。北朝鮮としては一応予告していたようだが予告から間も無くミサイルを打ってきた。Jアラートが630分になり始めたがその後防災無線放送がずっとアナウンスしていた。残念ながらよく聞こえなかったので家から出て聞いてみると「北朝鮮からミサイルが発射されました。すぐに建物の中に入り窓から離れた場所にて安全を確保してください。」外に出ないと聞こえない放送が「家の中に入りなさい」というアナウンスだったので少しおかしかった。

結局7時過ぎに沖縄への着弾の可能性は無くなったと解除のJアラートが再度鳴った。

自分は戦争を経験していないので全く想像できないが、それでも今朝の騒然とした雰囲気や止まらない防災無線放送は両親から聞いていた「空襲警報」を連想させるものだった。

珍しく北朝鮮は今回のミサイル(衛星?)の打ち上げは失敗だった公表しているようだが極々近い将来2回目を行うとのこと。

4人の天使が働いている今

北朝鮮はまたミサイルを打って来るのだろう。しかし、今の沖縄はそれどころではない。台風2号の接近に備えている最中だ。しかも主要な物流が昨日から止まってしまいスーパーなどに食品が無くなる事態になっている。いつどこで巨大地震が起こるか分からない、そして台風の接近。更にミサイルなど本当にやめてほしい。沖縄にいると戦争がとても身近に感じられ恐ろしくなる。

今、最後の壊滅的な災害や戦争を押し留めるために4人の天使がその猛威が地球全体に及ばないように守ってくれている。それは地球が愛おしい星で少しでも長く存続するためではない。そこに住む全ての人々が額に神の印を押され永遠に神の国で生活できるようになるためである。

ノアの時代には「方舟に入りなさい」というメッセージが世に伝えられた。イエス様の時代には「悔い改めなさい」というメッセージ。エルサレム崩壊の際には「山に逃げなさい」というメッセージが語られ、このメッセージを信じて行動したクリスチャンは全員助かった。そして現代は「バビロンから逃れなさい」というメッセージが語られている。バビロン・・・。

バビロン

ヨハネがパトモス島にて黙示録のメッセージを受け取った時にはすでにバビロンは滅亡していた。だから逃れるバビロンは文字通りのバビロンではない。霊的な意味におけるバビロンである。

バビロンは異教の象徴、また人間の知恵の象徴でもある。プロテスタント教会は聖書のみを土台とする教理を掲げる。しかし、そこに幾つかの混ぜ物を残してしまった。

バビロンの中には多くの救われるべき魂があることも聖書は教えている。

バビロン、即ち反キリストの国でなければ、まるで神であるかのように教会に座って自らの教理と儀式で罪と滅亡を増幅させる罪の人、滅びの子は誰であろうか?数世紀に渡ってこれらの全ての条件は教皇権の横暴によって成就した。

マルチン・ルター  Martin Luther,First Principles, 196-197

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痛恨のミス

目次
  1. 無い

自覚している悪い癖の一つにお金の管理がある。基本的にお金は口座に入れており必要な分だけ現金をお財布に入れているのだが、万が一のことを考えて車やスマホのケースなどにお金を入れておく癖がある。これで助かったことも何度もあるが逆にどこに幾らおいたのかを忘れてしまうので結局紛失してしまう。

生前母からお金をもらったことがある。何度も貰っているのだが最後にもらったお金は決して手をつけないよう、お財布にも口座にも入れずにいた。封筒に入れて普段持ち歩くカバンに入れていた。

無い

今日、決して手をつけないでおこうと思っていた母からもらったお金の一部を自給伝道に献身した友人に送ろうと思って封筒を探した。が、無い。どこを探しても見つからない。引っ越しや住民票の異動、国保の手続きや雇用保険の手続き書類で非常に沢山の書類を持ち歩いていた。分かりやすくファイリングしたつもりだったがどこかで紛失してしまったようだ。こんなことなら早いうちに口座に入れるか子どもの学費などに使っておくべきだった。或いは全額献金しておけばよかった。いざという時に神様ではなくお金に頼ろうとしたからこうなったのかもしれない。いずれにしても母に申し訳なくてかなり落ち込んでいる。お金そのものはこれから就職できれば稼ぐことができる。しかし、母の気持ちをそのまま無くしてしまった、、無駄にしてしまった気がして本当に悲しい。

今朝聖書の言葉に力をいただいて元気に1日を歩んでいたのに。痛恨のミスである。因みに今日与えられた聖書の言葉は↓↓

「彼らが祈り終えると、その集まっていた場所が揺れ動き、一同は聖霊に満たされて、大胆に神の言を語り出した。」

‭‭使徒行伝‬ ‭4‬:‭31‬ 口語訳

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英断

バビロン

所属するキリスト教会の教団が発行する聖書研究ガイドを用いて聖書の学びをしていると大きな恵みをいただくことができる。今週はバビロンという古代都市とバビロンが象徴する性質について学んだ。

偽物は本物と見間違えるように作られている。某国の某通販サイトは驚くほど本物に似ている商品がたくさんある。憧れのMartin D-45の模造品は写真で見る限り本物と殆ど変わらない。150万円以上するものだが偽物は5万円程度で買える。もしかしたら使用している木材だけ考えても5万円の価値はあるのかもしれないがMartinというロゴが入った段階で正真正銘の偽物である。そう考えると、宗教の偽物も「あの宗教は危ない」と誰もが知っている団体ではないような気がする。偽物の宗教は、本物を自称する自分が所属する団体から派生するのではないかと思っている。全てが教団の教理と一致しておりライフスタイル、安息日、什一献金、聖所の理解など全てに矛盾がない。しかし、ほんの少しの自我、ほんの少しの混ぜ物が盛り込まれ礼拝の対象が神様から人間に変わっている、などということがないかを常に吟味しておく必要がある。

退職

昨日、ある方から電話があった。自分の親しい友人についてであった。彼が退職したという知らせだった。

退職した友人とは中学時代からの同級生で、今まで多くの時間を共有した仲間の一人である。二人とも釣り、アウトドアが好きなことから常に行動を共にすることが多かった。同じ職場で働くことも数回あり仕事の合間に釣りやキャンプに出かけていた。自分の離職をきっかけに彼とは少し疎遠になってしまったがそれでも心の友である。そんな彼が退職したと聞いて不安になった。病気なのか、ご家庭の事情なのか、組織の上層部と揉めたのか、色々な憶測が頭を駆け巡った。そういえば今日与えられた聖書の言葉があった。

「絶えず祈と願いをし、どんな時でも御霊によって祈り、そのために目をさましてうむことがなく、すべての聖徒のために祈りつづけなさい。」

エペソ人への手紙 6:18 口語訳

余計な憶測をすることより彼のために祈る必要を感じた。

しばらくして、連絡があり彼の退職理由が分かった。彼は終末のこの時代に伝道することの必要性を痛感し「自給伝道」を始めるために退職したとのこと。大学生のお子様もいて経済的にも不安があったと思うが彼は退職を選んだ。中学3年生の時、毎朝5時から聖書研究会を同級生全員で行なっていたことを思い出した。あの時のスピリットがまだ生きていることを知り心が震えた。

そういえば、彼がある研修会に参加したのちに興奮気味に語ってくれたことがあった。

「パウロはテント職人として自給していた。勿論周囲の厚意も受けていただろうが基本的には自給していた。パウロから学ぶべきことはたくさんある」と熱く語っていたことを思い出す。

一歩を踏み出すことでひらかれる神様の道があるのだと思う。御託を並べてその一歩を踏み出せない自分が恥ずかしくなった。

祈りのノートに彼の名前を書き加えた。

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否定

講演会

毎週通っている教会ではこの月曜日から講演会が持たれている。韓国の教団をまとめていた総代表(総理とか韓国教団理事長などというが)の金大成牧師が講師となり「預言セミナー」を開催してくださっている。祝福に満ちたお話をうかがっている。本来教会で拝聴すべきところだが、子どもの体調がすぐれないため自宅にて学ばせていただいている。明日こそ教会にて拝聴できると良いのだが。預言と聞くと、今流行りの「都市伝説」的なものを想像する方もいるかもしれないが決してそうではない。今まで聖書に記されている預言がどれほど正確に成就したのかを確認しこれから起こることを聖書はどのように解説しているかを紐解くセミナーである。一貫して聖書のみ、他の混ぜ物や人間の考えを取り除いた解説をしてくださるのでとても分かりやすい。しかも、その根底には「都市伝説」的な要素とは全く異なるキリストの愛が脈々と流れていることを知り胸が熱くなる。今の時代、どうしても人々に語らなくてはならないことである。

ハローワーク那覇

昨日は求職活動の一環としてセミナーを受講して来た。とても良いおはなしを聴くことができ貴重な経験となった。そして今日もハローワーク。今日のハローワークは気が重い。数日前から胃が痛くなった。ハローワークにはいくつかの部門があるが、前回あるセミナー(ハロートレーニング、職業訓練)を受けたく相談に行ったところかなり怒りモードで40分間ずっと文句を言われ続けた。その場所にもう一度行って職業訓練を受けられないかの相談をするのが今日のミッション。前回撃沈だったので今回は少し勉強もして行った。毎回女性が対応するのだが今日の相談員も非常に高圧的(自分にはそう思えた、だけかも)だった。終始肘をついてため息交じりに話しをする女性。苦手である。前回の人以上に非常に高圧的であり、私の考えていることは全否定。最後は鬼の形相で睨みつけられ「どうしても、と言われたので賛成はしませんが願書だけ渡します」と言われた。明日またこの願書を持って行くことを考えると本当に苦しい。職業訓練を受けるようにすすめられるのだが、窓口では全く反対の対応をされる。これは那覇だけのことなのか。全国的にハローワークに対する苦情は多くネットにあげられているが、自分だけの問題なのかもしれない。

エージェント

ハローワークに何度も足を運んでいると幾つか分かってくることがある。まず、ハローワーク周辺にたむろするエージェント。少なく見積もっても毎回10社ぐらいは来ている。有能そうな人がハローワークから出てくると声をかけるのだろう。エージェントのサイトを見ると最高齢でも40歳ぐらいまでをターゲットにしているようなので勿論自分のような還暦直前は見向きもされない。過去に何をしていたか、今持っている資格などよりもやはり年齢である。これから何年働けるかでその人の価値が決まる。そんなところだろうか。

イエス様の忍耐と愛

ハローワーク那覇の窓口では毎回嫌な思いをするが今日は特に辛かった。今までで一番気の強そうな女性で態度も横柄。かつて、この地で働いていた時には「公務員至上主義」の雰囲気が蔓延していた。が、今もその気質は変わらないのかもしれない。幸い、そこまでの怒りの気持ちがないので「腹がたつ」というレベルではないが、それでも辛かった。かなり落ち込んだし珍しく妻にもその出来事を話してしまった。

少し職安で否定されたぐらいで、悲劇の主人公のようなことを書いて恥ずかしいと思っている。イエス様がどれほどの否定をされてきたことかを考えれば自分の落ち込みが恥ずかしくなる。しかも、いやな気持ちにさせられた相手は、もしかしたら自分が福音を伝えなくてはいけない相手かもしれない。こんなことでくよくよしていてはいけない。

更に、自分自身に対する自戒を込めて今日のできごとを心に留めておきたいと思った。前出の講演会を視聴してイエスを伝える、福音を語る必要性を痛感した。しかし、その相手が素直を福音に耳を傾けてくださらない方だったらどうだろうか。自分はその方に対して「この人は可能性のない人だ」と言って頬杖をついて失礼な態度は取らないだろうか。或いはすぎるくらい素直に福音を受け入れてくださる方に対して福音に少しだけ「自分の聖書に対する知識量」「神様に対する忠誠心と信仰の篤さ」を混ぜてイエス様ではなく自分を高めようとすることはないだろうか。そんなことを考えていたら「自分だったらやりそう!」と恥ずかしくなった。

 

那覇教会「春の預言セミナー③」 金大成(キム・デソン)牧師 (元韓国教団総理)

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お世話になった方

通院

今日は次男の通院の日。およそ8週間に一度受診して薬の調整などを行なっている。数日前から今日が受診日であること、学校を休んで病院に行くことを伝えていた。が、今日からプール授業が始まる。次男はそのことがとても気になっているようで通院の確認をする度にはっきりしない返事をしていた。想定内ではあったが今朝になって通院よりもプールが良いと言い始め結局両親だけでいつもお世話になっている先生に会いに行くことにした。4月の初めから予定されていた面談及び受診だったが先生が離島の往診に出かけたり体調不良だったりで数回予定が変わって今日の予約となった。

寄り添ってくださる先生

以前からこの先生のことを妻から聴いていた。時々外来受診中の写真も送られて来て次男がこの先生に凄く懐いている様子がすぐに分かった。妻にとっても心の支えになってくださる先生、寄り添ってくださる先生である。

2年前になるが次男が学校で注意を受けた。実際には次男ではなくて他の子が悪さをしていたようで、たまたま通りかかった次男に嫌疑がかけられ注意されたようだ。次男の態度も良くなかったのだろう。声を掛けられても無視して通り過ぎたので、当該の教頭先生が次男のランドセルを引っ張りそのまま次男は転んでしまったようだ。その一部始終を外来受診の時に面白おかしく次男が主治医に話した。次男として話題のひとつとして話したつもりだったが、主治医は劣化の如く怒りすぐに当該の教頭先生と校長先生を病院に呼び出したそうだ。教育現場で20年以上働いてきた妻にとってもこの対応は非常に驚きであった。聞けば、この主治医も我が子が小学生の時に学校に怒鳴り込んだことがあったという。図工の時間に「なんでも好きな絵を描きなさい」と言われ、迷彩柄の模様を上手に描いた。ところがその模様を見た教室の先生が「こんな迷彩柄を描いてはいけない」と厳しく指導したという。これがお父さんこと主治医の逆鱗に触れた。翌日、学校に怒鳴り込んだという。そういう経験があったから次男の話を聴いて黙っていられなかったのだろう。職務の範囲を超えている、と思われてしまうかもしれないが当事者にはとてもありがたいことでありありがたい存在である。

突然

結局、当事者である次男は登校し私たち両親で病院に行った。県内でも有名な大病院である。いつも高速道路からは見ていたが実際に訪問するのは初めてである。受付を済ませて気づいたのだが先生の名前が違う。すぐに受付に行き主治医と会うために来たが、主治医ではない先生の名前が書いてあることを伝えるも要領を得ない。また今日も先生の都合が悪いのか、と思ったが小児外科医だから仕方ない。今日対応してくださる先生に会う前に看護師さんが事前情報をお知らせします、と言って話しにこられた。そこで初めて大変お世話になったこの主治医が4月にご病気で亡くなられたことを知らされた。思わず「え!」と大きな声を出してしまった。次の瞬間、妻の顔を見ると無表情の能面顔になっていた。すぐに安定剤をのんで休ませた。妻が心の底から信頼していた先生の訃報にどうして良いのか分からなくなってしまった。

病院の後、自分は県庁の方で別の用事があるため別行動の予定をしていたが「今日は一緒にいてほしい」と妻から言われた。今まで一緒にいて欲しくない、出ていって欲しいという言葉は何千回も言われたが一緒にいて欲しい、という言葉はここ10年は聞いたことがないので驚いた。自分の用事は日程を変えることもできるので何の問題もない。

天国

帰りの車の中で妻がしきりに主治医の先生がご再臨の時に天の御国に行けるのかととても気にしていた。自分には分からないし、誰が天国に行けて誰が行けないかを考えることは愚かなことだし聖書で禁じられていることを説明した。

多くの子どもたちの命を救った功績と、患者さんやその家族に寄り添う姿勢を神様が全く無視されるとは決して思えない。

この先生に対して心からの感謝をすると共に、結局肉体的に人を救っても自分を救う事はできない人間の限界性を痛感させられた。

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we will meet again in the Lord

突然のメール

夜中に卒業生からメールが届いた。3時頃に起きてしまいしばらく祈っているタイミングはだった。このメールをいち早く読むように神様は夜中に起こしてくださったのかもしれない。

この春から新卒採用である仕事に就いたのだが怪我のためその仕事を辞めることになった、との内容だった。卒業のことは毎日お祈りしているが、特に退職する直前2年間に担任した生徒は一人一人名前を挙げて祈っている。その中の一人である。

怪我も気になるが心の状態が殊の外心配である。祈りながら返信した。そして今まで以上に時間をかけて祈る事を約束した。

Would you just remember

自分でも情けないのだが、母がいなくなった寂しさから未だに立ち直れない。祈っても聖書を読んでもどうしても母に会いたくてたまらなくなる。

そんな時、癒えない心を天に向けてくれる歌を思い出した。母が居なくなってから何度、いや何百回聴いただろうか。心の支えとなっている歌である。

同じ曲だが上はライブの音源、下は感動的な歌詞が載った音源。どなたかの心を癒すものでありますように。

Golden Angels 10  We will meet again

Golden Angels 10  We will meet again lyrlcs

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もうひとつの母の日

激痛

514日未明、腹部と背中に激痛を感じて飛び起きた。恐らくいつもの痛みだと思い水を飲んでまだ暗い那覇の街を歩いた。時々起こる尿管結石の痛みだと直感した。この激痛が始まると24時間ほど苦しむ。痛みと闘いながらもできることは水を飲んで歩いたり縄跳びをすることぐらい。まともに歩けないほどの痛みだが横になっていても痛みがおさまるわけではないので壁や手すりを探しながらただ歩く。やっとの思いで家に戻りうずくまっていると、早起きの次男が容赦なく身体の上に乗ってきたりして甘えてくる。ごめんね、と謝りながら状況を説明すると心配しながら部屋を出て行った。結局、一日中ほとんど次男と顔をあわせることなく母の日を過ごした。前日に作った母の日カードを次男に渡した。本人なりの演出を考えてカードをお母さんに渡したらしい。

満足していない

翌日、月曜日になって少し痛みも落ち着き前日の様子を妻から聞いた。カードだけでは満足できず、花かハンカチをプレゼントしたかったようだ。

妻と相談してもう一度母の日をやり直すことにした。小学校から帰ってきた次男に、特別アルバイトの話を持ちかけた。家に何台かある扇風機の掃除をしてくれるようにお願いした。普段は決してしないが今日は特別にアルバイト代をあげるのでお母さんにプレゼントを買ってあげたら?と提案すると喜んでその話に乗ってきた。

ハンカチ

何でも自分でやらないと気が済まない難しいお年頃。アルバイト代の1000円を持ってショッピングモールに行くと

「プレゼントは僕が選ぶからパパはアドバイスしないでね」と念を押された。はじめは花も候補に上がっていたがハンカチにした様子。妻の喜びそうな色、柄のハンカチを3点に絞って見比べている。可愛くて可愛くて後ろからハグしたくなる衝動を必死に堪えた。しばらく悩んでやっと一枚のハンカチを選んだ。レジに持って行き会計をしてラッピングをお願いしていた。ラッピングが終わるまで少し店内を見ていたら、洋服大好きの次男が何かを見つけてきた。長袖のパーカーである。欲しそうにしていたので、そちらも購入した。

演出

ハンカチを買ったことは内緒にして家に戻り夕食を済ませた。いよいよお母さんにプレゼントを渡す。作戦を立てたい、と部屋に呼ばれた。買ったばかりの洋服を着て渡したいようだ。着替えると髪の毛まで整えている。彼女にプロポーズする勢いにまたまた可愛さを感じた。独特のワールドを持つこの子には、決してこの世界は生きやすいところでは無い。毎日毎日色々なところで傷つき悲しみ、心が乾いてしまうことも多々あるのだと思う。そんな子がお母さんへの感謝を表現するためにできる限りの事をしている様子に胸が熱くなり込み上げてくるものがあった。

計画の一部始終を知っている妻も泣いていた。亡き母を思い、尿管結石の痛みの中で寂しさを感じて過ごした母の日ではあったが、翌日には次男のお陰で感動的なもうひとつの母の日を過ごさせてもらった。

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