確定申告
2月も終わりとなり明日から3月。ついこの前、年が明けたと思っていたがもう2ヶ月がすぎる。早いものだ。毎年この時期に気になるのが「確定申告」。毎年ある方に手伝ってもらっていたが今年は青森に引っ越して来たので頼る人がいない。そんな時に役場で税理士さんが手伝ってくださるとの案内をいただいた。そして仕事の休憩時間に相談に行ってみた。毎年揃えておくべき資料は把握しているので全てを持って出かけた。勿論医療控除の申請もできるようエクセルを使って集計し所定の用紙に入力した。また寄付金もあるのでその領収書も持って出かけた。毎年のことであるが寄付金で引っかかる。どの項目に入れて良いのか悩むようだ。毎年幾らかの還付があるので今年はいくらになるのか少しワクワクしながら待っていた。担当の方が寄付金のことで色々な人に相談したこともあり30分近く待たされた。色々な説明をしてくださったが、その最後に非常に申し訳なさそうに「で、今回は退職金の源泉徴収がありましたので還付ではなくお支払いいただくことになります」と言われた。凄く恐縮していた、そして周りにいた職員さんも集まって来て頭を下げていた。そ、そんな。こちらが恐縮してしまう。もらえたら嬉しいけれど、不正があって後で罰金を払いようなことがあってはいけないので正当な理由のある税金はきちんとお支払いするのは当たり前のことである。笑顔で「そうですか。勿論お支払いします」というと、周りに集まった職員さんたちも胸をなで下ろしている様子だった。ここで揉めることがあるのかもしれない。
支払いはそれほど高額ではないが安くもなかった。数万円といったところだが、信頼して税金を納められる国というのも今はとてもありがたい。税金どころか命が取られてしまう国だってある。税金が兵器に変わってしまう国もある。確かに納税は義務であるが、税金が納められることは幸せなことだと思う。
誕生日
毎日、戦争をしている国、そこに住む人、そしてその国の指導者のために祈っている。戦争で命を落とすために生まれて来た人はいない。また戦争で人を殺めるために生まれて来た人もいない。みんなが神様から愛されていることを確認し幸せに生きるために生まれて来た大切な存在である。勿論プーチン大統領も、である。考えたくはないけれど、そう遠くない将来もしかしたら日本も戦争に巻き込まれているのかもしれないと思ったら涙が溢れて来た。子どもたちがかわいそうである。コロナで自由が制限され、空にそれを超える過酷な試練である戦争に巻き込まれるなんて。今すぐに戦争をやめてほしい。もしも自分の命と引き換えに戦争をやめてくれるなら喜んでこの命を渡したい。
実は今日は次男の誕生日である。9年前、かなり危ない状態で生まれてきた次男。生まれてすぐに救急搬送され広島市内の大きな病院に連れて行かれた。妻には「たいしたことないけど少し別の病院で検査をするみたい」と笑顔で言うのが精一杯だった。救急車の後ろから自家用車で追いかけながら、ぞっと泣いていた。病院についてすぐに手術が始まった。その間、看護師の姉にメールしたが状況を伝えると「かなり厳しいかもしれない。厳しいことを言うけど少し覚悟した方が良いかもしれない」と言われた。実際、極めて厳しい状況だった。そしてその後も手術を繰り返した。およそ4歳まで病院から出ることもできず本人は勿論のことだが長男や妻も地獄の生活を味わった。そんな次男が9歳の誕生日を迎えられたのだ。本当に感謝なことである。子どもたちにとって、彼らを幸せにできない愚かな父親はどうしようもない存在であるが、それでも陰ながら妻と子どもたちの幸せを祈り続けている。
そんな幸せな誕生日を迎えさせていただいたからこそ、声を大にして言いたい。「頼むから戦争をやめてください。いますぐやめてください。」
16 Hiroshi Yamagata 【俺と神様シリーズ】
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