こんど、君と

迷いながら

先月小田和正さんのライブに行った。以前から気になっているライブやコンサートがありそれらに行きたいとずっと考えている。小田和正さんのライブはその中のひとつである。仙台でライブがあるのでダメ元で応募したところ抽選に当たった。チケットよりも何倍も高い宿泊費と交通費を捻出して出かける予定だったがその直前に母が倒れた。何度も何度も、本当に何度も迷ったが結局色々な状況を鑑みて仙台のライブを観覧してその足で東京に向かうことにした。音楽史上伝説に残る1982年のOff Course 武道館コンサート。10日間のコンサートには残念ながら行けなかった。その他のTOTOやRainbowなどの武道館ライブは何度も行ったがこのコンサートだけはチケットが手に入らなかった。その後解散した後のライブには2回行ったことがあった。またフイルムコンサートなるものもありそれにも行ったことがある。が、完全なソロになってからのライブが今回が初めて。お互いにとっておそらく最後になるであろうライブだったので若干の罪悪感を感じながらも仙台から少し入った利府に行った。

Early Summer 2022

今回のコンサートツアーが「こんど、君と」というタイトルだがツアーの前にアルバムが発売された。随分長いことCDを買っていなかったが今回ダウンロードではなく盤面を買った。コンサートはこのアルバムからの曲が結構多かったが昔からの曲、或いはOff Course時代の曲も多く含まれていた。以前に行ったライブでは殆どの曲をKeyboardを弾いていたが、今回は会場を縦横無尽に走り回れるように通路が設けられピアノを弾く曲が2,3曲あったがその時だけピアノが通路の一部からせり上がるようになっていた。編成は鍵盤、弦(バイオリン、ビオラ、チェロ)、ベース、パーカッション、ギター、コーラスだった。はじめ若干んの違和感を感じた。何となく動きが鈍いというか躍動感にかける印象があったがメンバー紹介でその違和感が分かった。ベース(Eベース)が椅子に座って演奏していたのだ。何でもツアー中に腰を痛めて、立って演奏することができないと言っており会場からはくすくすという笑いが起こっていた。本当に75歳?と思うほどあちらこちらを駆け回る小田さんの姿に本当に励まされた。殆どの曲をギターを抱えるかマイクだけを持って歌うスタイルだった。ギターはMartinやGibsonの生ギターの他お気に入りのFender テレキャスターを抱えて走り回っていた。

コロナ

宮城のライブは無事に行われたが、その後メンバーがコロナに罹患しその後で小田さんも罹患してしまった。代々木や沖縄でのライブが延期になった。そして今回の広島からまた再開する形になった。今回のコロナは感染力が強い割に症状は軽いと言われていたが決してそんなことはないと思う。現に今回コロナで命を落とされた知り合いもいるし、また回復後も後遺症に悩む職場の同僚もいる。そのような中で小田さんが完全復帰しツアーが再開できることは決して当然のことではない。

後期高齢者

Off Course 時代のコンサートやその他の映像を観ても小田さんの語りがあまり上手でないことは伝わってくる。なので、今回も語りには期待していなかったが、ところが驚いたことにMCがとても面白い。毎回笑いを取っているのでとても驚いた。
小田さん:「今日ここにいる人の中で小田和正より年上っていう人、いたら手を挙げて」
会場:しーん
小田さん:「みたところ、ひとりもいないようだね。そうか、後期高齢者の僕が最高齢か」
会場:大笑い
〜曲〜
小田さん:「さっきの質問で、僕よりも年上の手が挙がらなかったけど、本当は2,3人ぐらい年上がいるんじゃないかな?」
会場の誰か:「気にするな〜」
会場:大爆笑

職場の院長は73歳。小田さんはそのふたつ上だが印象は全く違う。本当に若いと思う。ただ、会場の全方向にスクリーンがあり歌詞カードが流れる仕掛けになっているがとても行き届いた気配りだと思っていた。が、よく考えてみると小田さんが歌詞を忘れた時のためのものなのかも。

希望

毎日聖書の言葉に励まされ力をいただいて生かしていただいている自分にとって、聖書や讃美歌の言葉ほど力あるものはない。しかし、今回のライブで人が作った言葉や詩が人を励ますこともあるのだと知った。
楽曲の中に詩に

「明日は必ず いい日になるから」

とあった。

また他の曲には

「それでも けんめいに
生きていくと そう決めた・・・
その道はどこへと
つながって行くのか
未だ見ぬ その場所は
どんな風が 吹くんだろう・・・
晴れ渡る 広い空に
明日が確かに見える
どんなに険しくても
この道を信じて行く
守るべきもの それはただひとつ
それを 知った」

文脈ではなくその部分だけを切り取れば讃美歌の歌詞にもなりそうである。小田さん綺麗な高音と感動的な詩により自分の頬に熱いものが流れるのを感じた。そしてライブの途中ずっと考えていた母に対して心の中で「ありがとう」と言ってみた。

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