ゆとり

救急車事故

4日間休んでいたので久しぶりの出勤となった。いつものことだが色々なことがあったようだ。その中でもとても驚いたことがあった。昨日新幹線の中でネットニュースをみていたら弘前で救急車が患者さんを搬送中に事故にあったと報じていた。こういうことがあるから救急隊員も大変だな、と思っていた。そして今日出勤して驚いた。あの事故は当院から患者さんを弘前市内の大きな病院に搬送する途中で起きたものだった。うちの医院はとても小規模であるが一通りの設備が揃っている。CTやMRIは勿論、手術室、透析治療室、入院病棟等。しかしそれでも手に負えないことがあるのでその際は大学病院はじめ大きな病院に当院から搬送される。その際、当院の看護師が1名同乗する。昨日も同様、患者さんと当院の看護師が1名乗っていた。事故は出会い頭というが結構見通しのきく場所で救急車側が赤信号だった。結構大きな事故だったようで、すぐに応援の救急車が来て当院の患者さんと救急隊員1名を搬送していったとのこと。うちのスタッフもダメージはあったが、搬送中の事故ということで本人も患者さんのことしか頭になかったようで自分の怪我のことを一切忘れていたようだ。当該看護師は今日も出勤しており、今のところ大丈夫と言っている。

優先

青森で生活するようになりいくつか気になっていることがある。その一つが運転マナー。自分の運転は結構低速なので嫌がらせをされることがある。二車線で追越車線が空いているのに後ろから煽られることも時々ある。 緊急車両のサイレンが聞こえても道を開けない車がいる。「赤信号を緊急車両が通過します」と言っても道を譲らず青信号だからといって進行してしまう車も結構見かける。

当院のようなところでも心肺停止状態で運ばれてくる人がいる。こういう人にとってはそれこそ1秒が生死を分ける。とにかく緊急車両には道を譲ってもらいたいものである。

ゆとり

「ゆとり」という言葉に少しネガティブなイメージを持っている。教育現場にいると「ゆとり教育」影響を受けた生徒を多数見て来た。指導要領などものともしないで立派に成長されている方が殆どであるが、その影響を受け苦しんでいる生徒もいた。だからこの言葉はあまり好きな言葉ではないが、しかしもう少し周りを思いやる気持ち、ゆとりが必要だと思っている。ネット社会の弊害かネット上では悪魔に変わる人たちがいる。少なくとも自分にはそのように思える。「yahoo知恵袋」なるものがあるがある人が質問していた。それに対して数名の方が親身になって回答していたが、それに対して質問者が「yahoo知恵袋がどのようなものかを試してみた。こんなどうでもよい質問に真剣に答えるのは余程暇なひとがこの知恵袋の周りにいることが良くわかった」とコメントしていた。一瞬で心の中が凍る気がした。色々な状況の中で一生懸命生きている人間同士、もう少しゆとりをもって自分以外に優しくなれたら良いのに、と思う。

緊急走行中の救急車と乗用車が衝突…搬送に影響 青森・弘前市

 

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