AN/TPY-2レーダー

車力

昨日のミサイル騒動で今まで知らなかったことを学ばせていただいた。青森県には三沢基地がある。三沢空港は米軍と自衛隊、そして民間の3者が一緒に使う日本唯一の空港であるが管理は米軍に委ねられている。三沢基地周辺は異国情緒というか車が左側を走る以外は米国の雰囲気一色の場所である。沖縄にはそのような場所が多いがそれなりに米兵とのトラブルも多い。が、三沢にはそのトラブルが殆どない。共存しお互い仲良く生活している。三沢基地のことは知っていたが、もうひとつの軍事施設があることを知らなかった。それが自衛隊の「車力分屯基地」である。青森県の西側となる「つがる市車力」に存在する。この基地には2006年よりアメリカ軍所有のAN/TPY-2というXバンドレーダーを配備している。

AN/TPY-2

そもそもこのレーダーは米国が弾道ミサイルの探知と追尾を目的として開発したもので使用する周波数帯がマイクロ波の一部である「Xバンド周波数帯」であることから「Xバンドレーダー」と呼ばれている。

日本には青森県車力と京都の2箇所に配備されており全国を常に監視している。昨日の報道で「わが国は北朝鮮からのミサイルを発射から着弾までの全てを監視していた」と発表されていたがこのxTPY-2も大活躍していたのだろう。


「このレーダーは弾道ミサイルの飛来する可能性の高い空域を監視し、飛来する弾道ミサイルを精密に探知、追尾する能力に優れたもの」と防衛省は説明している。一方で「探知、追尾に特化したものでペトリオット・システムのように迎撃ミサイルを有するものではない」としている。

アンテナ部分の総重量は34t、車載対応で可動式である。車の全長は12.83m、高さ2.62m、幅2.44m。固定式のFPS-3が高さ20mなのでそのコンパクトな筺体に驚かされる。使用する周波数帯は前述の通りマイクロ波の一部の領域であるが具体的には8GHz~12GHzのXバンド周波数帯となる。

物理で学ぶ波長と周波数の関係

v=fλ

に代入して計算すると(この周波数帯の伝播速度は近似的に光速とみなせるので3.0×10^8とする)
f=10GHzだとして
λ=3cm

となる。現在スマホが使う周波数帯が5Gで4GHz前後なので波長はその半分程度になる。

物理で電磁波について説明する際に「粒子性と波動性」の性質にも言及しその周波数がどのような性質を持つのかも説明する。大雑把に言えば波長が長いと遠くまで届くという性質があり、波長が短くなれば遠くには届かないが透過性が出てくる。昔の携帯電話が地下では殆ど使えなかったのに対してPHSは地下でも使えたのはこの透過性の違いである。しかし透過性を優先させれば遠くに届くという性質が犠牲になるので携帯電話各社は基地局やアンテナを増やすことでこれに対応することにした。ちなみにXバンドは透過性も高いが多くの情報を伝播できる性質もある。

監視

現代は「監視の時代」とも言われるほどいろいろなところにカメラがある。先日も当院の監視カメラが警察によって調べられた。あまり嬉しくないことだが医院の駐車場が犯罪に使われることがあるらしく、設置している3台のカメラを把握している弘前警察署が時々情報提供の要請でやってくる。これはあまり嬉しくないが、一方で自分の全てが見られており行動だけでなく動機や気持ちの移り変わりも全て把握されていたらすごく安心できる。

イエス様が自分のどのような部分も見ていていてくださる。勿論隠れた罪も。自分の全てを見て理解し、心配し助けてくださる。ありがたい。

「だれかあなたのように不義をゆるし、 その嗣業の残れる者のために とがを見過ごされる神があろうか。 神はいつくしみを喜ばれるので、 その怒りをながく保たず、 再びわれわれをあわれみ、 われわれの不義を足で踏みつけられる。 あなたはわれわれのもろもろの罪を 海の深みに投げ入れ、 昔からわれわれの先祖たちに誓われたように、 真実をヤコブに示し、 いつくしみをアブラハムに示される。」
ミカ書 7:18-20 口語訳

広島三育学院 高校チャペル 礼拝 20221001

 

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