嫌な過去最多

警察庁の発表

今日はまた嬉しくない「過去最多」のニュースをみた。まとめると次のようになる。

・警察が摘発した虐待事件 2181件(過去最多)

・被害にあった18歳未満の子どもの人数 2214人

・虐待の可能性があると警察から児相に通報した子どもの人数 7703人(前年比7.1%増)の115762人。

・摘発加害者 2222人

・摘発者の内訳 実父960人(43.2%)、実母590人(26.6%)、養父継父405人(18.2%)、内縁の男性129人(5.8%)

・罪名 暴行882件、傷害743件、殺人23件、殺人未遂22件、保護責任者遺棄致死および傷害致死5件

・被害にあった子ども  男児1134人、女児1080人

・通告の内訳 子どもの前で配偶者に暴力を振るう「面前DV」や子どもに暴言を吐くなどの「心理的虐待」が84973人で全体の73.4%。身体的虐待は20662人、育児放棄が9805人、性的虐待322人

子育て

決して易しくない子育て。殆どの親御さんが子育てについて不安や悩みを感じているのではないかと思う。その多くが周りの子どもとの比較が原因になっている気がする。このままでは良いところに進学できない、幸せな結婚ができない、高収入を得ることができない等々。また子ども自身の将来を危惧して悩むこともある。我が家もそうである。次男のゲームが色々な行動に影響を与えている。ゲームを取り上げると苛立ち、集団の中でもちょっとしたことで癇癪を起こす。妻はありとあらゆる努力を試みたが一人の力ではどうにもならず精神的に参ってしまった。今は不承不承子どもが癇癪を起こさない程度の注意をするだけにとどめている。長男は逆にゲームや漫画、カードを全く与えずテレビも限られた番組しか観なかったので自然を楽しんだりスポーツに興じることを好む。が、一方で努力はするがなかなか学力に結びつかないことを悲観している。理想はあるが我が家に関してはそれがうまくいっていない。

悩み

前述の警察庁発表について少し考えていた。虐待によって心を傷つけられた子ども、或いは命や健康、そして体の機能を奪われた子どもについてとても心が痛む。何故?という気持ちがおさまらない。しかし、一方で加害者に対して、自分自身が同じ根っこを持っている気がしている。同情はしない。が、自分が絶対に加害者と同じ行為をしないと言い切れる自信はない。そもそも、親同士が仲が悪ければそれ自体が虐待である。その意味では自分は長い間子どもたちを傷つけてきたし、今の子どもの持つ悩みや欠点、問題行動の殆どは親である自分に起因することを自覚している。どう謝っても償いきれない。

世界中の子どもたちが、人との比較ではなくそれぞれの個性に応じた適切な環境が与えられ、持ち前の能力を十分に伸ばしいつも笑顔で生活できることを心の底から願うものである。そして世界中の子どもたちがイエスキリストと出会えることを祈りたい。

「しかし、まだ罪人であった時、わたしたちのためにキリストが死んで下さったことによって、神はわたしたちに対する愛を示されたのである。」

ローマ人への手紙 5:8 口語訳

「心の清い者の幸い」千先勉(SDA教団名誉牧師)

 

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