準備
今日、午後から次男の家庭訪問があることを事前に知らされていた。朝から少し準備というか掃除をしていた。特に汚いわけではないが、それでも入念に掃除機をかけて普段はあまりやらないフローリングシートを使って床を拭き上げた。初めてお会いする先生なので少し緊張もするし、そもそも昼間から父親が家庭訪問に同席すること自体息子の不名誉になるのではないかと迷いもあった。無職のお父さんが、担任の先生にはどのように映るのだろう。いささかの心配もあったが妻をフォローするだけの意味で同席することにした。
中学教員時代
ずっと昔になるが沖縄の中学校で教員をしていたときに、ゴールデンウィークを利用して学級全員の家庭訪問をした。およそ30名いる生徒のご家庭を1週間かけて訪問する。当時担任していた生徒の多くが南部(那覇、浦添地区)に集中していたので毎朝名護を早めに出発して午前2軒、午後4軒を目安に訪問した。当時乗っていた車にはナビが付いていなかったので地図を頼りに訪問した。初日で気づいたのだが、とにかく1家庭にかかる時間が長い。それでも30分の面談時間と移動時間30分を計算に入れていたがそれでも間に合わない。できれば生徒さんのお話をしたいのだがなかなかそうはいかない。家、門中の話から始まって沖縄のどこどこには行ったか?なになにを食べたことはあるか?等々とにかく話が核心に進んでいかない。保護者の皆さんとも非常に仲良くさせていただいていたこともあり大幅に時間が遅れてしまうことも度々。申し訳ない気持ちでいっぱいだが非常に楽しい家庭訪問であった。
家庭訪問
次男を受け持ってくださる担任の先生も、自分たち夫婦が元教員であることでかなり緊張しておられたとのこと。こちらは学校での様子を伺い、平身低頭謝罪するばかりの面談になると思っていたので少し拍子抜けした。次男はどうしても自慢の部屋や自称「秘密基地」を担任の先生に見せたかったらしい。また上手に乗れるようになったブレイブボードも披露したかったようでこれら全てができて満足そうではあった。が、なぜか父親に対してはずっと怒りモード。どうやら父親の顔を見ただけで怒りたくなるようで本人も苦しんでいる。次男に頼まれ、同居を決意したがそれが次男を傷つけている現状に毎日落ち込んでいる。神様のご計画はどこにあるのかな?とひたすら祈り続ける毎日を過ごしている。
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