不覚にも
常々感染には気をつけていたつもりであったが少し前にコロナに感染してしまった。息子が最初に罹患したのだが家族の誰が最初かは良くわからない。罹患した息子を看病しながらも何故かうつらない自信があった。今まで大丈夫だったから、という根拠のない自信である。実際息子が発熱してしばらくは全く変化がなかった。息子の熱も峠を越え少しずつ元気になった頃、一応予防として市販の風邪薬をのんだりクレベリンをいくつか置いたりしていた。本当にその日の昼まで全く何もなかったのだが急に熱っぽくなったと思ってから急激に体調に変化があらわれはじめた。Apple Watchも心拍の以上を知らせてくれた。血中酸素濃度も下がり一気に40度近い高熱になった。何より辛かったのが関節の痛みと頭痛。いつも頭痛には悩まされているので慣れてはいるがそれでも不安がよぎるほどの痛みだった。それにしても関節の痛みはかなりきつかった。結局熱は2日ほどで下がり始めた。38度台の熱になった時には本当に楽になった。歳のせいか急に平熱まで下がることはなく37度台に下がるまで5日以上かかった。
ラゲブリオ
このまま熱が下がって治っていくと思っていたが少し心配なこともあった。基礎疾患からの重症化である。寝ている時も色々なサイトを調べていたのでより不安な気持ちになっていた。一度熱がおさまってから急に肺炎、そして重症化するパターンが紹介されていてとても不安になった。自分はいつでも良いのだがのこる子どもと妻のことを考えた時にもう少し生きないといけない気がした。全ては神様のご計画のうちにあることなので自分の意思とは無関係だが何となく生きた方が良い気がした。そして急に病院にいく気になった。妻に相談したところ妻も一緒に行きたいというので二人で診察してもらえる病院を探した。今は沖縄でコロナの対応をしてもらえるところがあまりない。比較的近いところをいくつか当たったがどこも「今日の受付定数を終了した」とのことだった。診察時間とか関係なく毎日何人までしか対応しない、と決めているのだろう。いくつか断られた後にやっとひとつのクリニックが対応してくれることになった。
結果的に二人ともコロナに感染していた。当然である。いつもは薬を出さないのだが基礎疾患があるので特別、と念を押されていくつかの薬を処方していただいた。その中のひとつが今話題?の「ラゲブリオ」である。9万円する、と何度も言われた。10月から有料になることを何度も言われた。1割負担でも9000円である。なかなか高価な薬であるがこれがウイルスの増殖を抑えてくれるらしい。一回4錠を朝晩に服用し5日でのみきる。自分は全く抵抗なく毎回飲んでいたが妻は「大きくてのめない」と言って4錠を1時間ほどかけてゆっくりのんでいた。確かに身の危険を感じるほど大きなカプセルである。しかも自分はこの薬をのむと動悸が止まらなくなる。回復してから妻に「あの薬を飲むと動悸が・・」と言うと妻も同じだったそうだ。やはりたいそうな薬なのだと思う。結果的には家族全員回復しているが、自分は味覚が戻らずまた倦怠感と戦う日々を過ごしている。
花火大会
自分の命や寿命ということを考える日々を送っていたが昨日は花火大会を遠くから観ることができた。敬老の日が近いこともあり義父母を訪ねた帰りに嘉数高台付近から花火大会を観た。安室奈美恵さんが引退した日を記念した花火大会で本来は8月16日に行われる。が、16日土曜日が天候不良で延期となり昨日17日の開催となった。遠くからなので安室さんの楽曲は聞こえなかったが(本人の出演は無い)久しぶりに花火を鑑賞することができた。恐らく1時間ぐらい上がっていたと思う。途中から雨にも降られたが思い出に残る花火だった。義父母にも花火がみえていたら良いな。
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