弘前の火災

送迎中の出来事

今日は火曜日なので遠くの患者さんを朝一で迎えに行く日。信号待ちがあるので7時5分に医院を出るようにしている。7号線を弘前方面に向けて走り途中から岩木川沿いの道をなんかする。この道は右側に岩木山を見ることができその下の岩木川で鮎釣りを楽しむ光景も見られるのでとても好きな道である。信号待ちがあるので朝は10分程度ゆとりを持って出発するようにしている。いつも必ず引っかかる信号などを通過して間も無く道は大きく西に向かう。弘前のイオンタウンを目の前にしたところでいつもとは違う光景を目にした。赤色灯がいくつも点滅しており警察官が交通整理をしている。「事故でもあったのかな」と思いながら少しずつ接近してみると殊の外赤色灯が多くしかもそのほとんどが消防車であることに気づいた。事故ではなく火事なのか?と思いながらさらに近づくと左側の住宅地で消火作業をしている消防車が何台もとめてあった。反対側の川沿いにも消防車が止まっており合計で20台近くあったのではないかと思う。そして今まで住宅であったところが一面何もなくなっていた。一軒ではない。急に目に飛び込んで来た光景に頭の整理が追いつかなかった。とりあえず渋滞を抜けて患者さんを自宅で迎えて引き返した。また同じところを通ったが先ほどとは違い消火作業もほとんど終わったような感じだった。何があったのだろう?出火原因は何だろう?御盆の送り火が出火原因か?それとも花火などの火の不始末、エアコンの漏電かもしれないとあれこれ考えていた。火事の現場を見たのが久しぶりだったのでショックだったが何とか医院まで戻った。次の患者さんの送迎があったので水を飲んで落ち着いて火事のことは忘れて仕送迎に専心した。昼休みに火事のことを思い出してネットで検索してみるとすでにこの火事がニュースになっていた。今朝午前2時ごろに火災を発見した人が消防に通報、住宅11棟を全焼させる火災で出火原因はまだわかっていないとのこと。不幸中の幸いだが2人の人が救急搬送されたが命に別状はないとのことだった。このような時期に焼け出されてしまい被害に遭われた方は大変なご苦労の中にいらっしゃることと思う。

火災現場を通った時の写真。オレンジの家の下に消防車、オレンジの家の左側には焼け落ちた住宅の一部が残っている。

思い出したこと

火事の現場を見てとっさに考えてしまったことがある。それは聖書の言葉だった。

「群衆の中のひとりがイエスに言った、「先生、わたしの兄弟に、遺産を分けてくれるようにおっしゃってください」。 彼に言われた、「人よ、だれがわたしをあなたがたの裁判人または分配人に立てたのか」。 それから人々にむかって言われた、「あらゆる貪欲に対してよくよく警戒しなさい。たといたくさんの物を持っていても、人のいのちは、持ち物にはよらないのである」。 そこで一つの譬を語られた、「ある金持の畑が豊作であった。 そこで彼は心の中で、『どうしようか、わたしの作物をしまっておく所がないのだが』と思いめぐらして言った、『こうしよう。わたしの倉を取りこわし、もっと大きいのを建てて、そこに穀物や食糧を全部しまい込もう。 そして自分の魂に言おう。たましいよ、おまえには長年分の食糧がたくさんたくわえてある。さあ安心せよ、食え、飲め、楽しめ』。 すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。 自分のために宝を積んで神に対して富まない者は、これと同じである」。」
ルカによる福音書 12:13-21 口語訳

焼け出された人たちのことを考えたのではなく、人の人生はいつどうなるか全くわからないということを考えたのである。被害に遭われた方々も昨晩寝るときにまさか今晩のうちに自分の家がなくなるなどとは夢にも思っていなかったと思う。特に火事は全てを飲み込んでしまうので自分の命を守ることだけで精一杯で物を持ち出せるだけの余裕はなかったのかも知れない。

このところ毎日のように警報続きの広島。元同僚が達が広島には住んでいる。広島を離れても魂は広島においてきてしまったのかも知れない。とにかく気になって仕方ない。本当に友人達は無事なのか。日常生活は送れているのか。食料品は手に入るのか等々気になって仕方ない。コロナも然り。今年の終わりには100人に一人ぐらいの割合で死亡するような猛威を振るっているのではないかと心配になる。いまの世の中、いつどこで何が起きてもおかしくない状況なのだから。不安定で不透明な時だからこそ、安全、確実な神様を見上げていたい。

未明の住宅街で火災 少なくとも11棟焼け2人搬送

 

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