ACP(アドバンス・ケア・プランニング)

転院

昨晩、姉と弟と自分の3人で母のACPについて相談した。母は昨年からずっと病院にかかりっきりで家よりも病院で過ごしている時間の方が長いと思う。今年になって帯状疱疹、骨折、2回の脳梗塞、コロナ、そして今回の鼠径ヘルニア。昨日まで入院していた病院では鼠径ヘルニアと極端に悪くなっている全身状態について面倒見ることができないので転院調整をかけてくれたらしい。しかし一向に転院先が見つからない。その事情を姉の職場の方がききつけ院長先生に掛け合ってくれたらしい。院長といっても自分の親しい先輩である。その院長が「うちにくればいいじゃない」とおっしゃってくださったので母は昨日救急車で姉の勤務先に入院させてもらった。昨晩は発熱はあるものの少し落ち着いているとのことだった。

相談

兄弟で相談したのはACPのこと。高齢者だけでなく急変の可能性がある患者さんに、意識がはっきりしているうちにどこまでの治療を望むのかを書面を交わして明確にすることが現在どの病院でも行われている。心臓マッサージ、挿管、中心静脈、人工呼吸器、胃瘻等々。兄弟の中でもっともだらしないのが自分である。高齢の両親の将来について覚悟ができていない。だから、いつも仲良く祈る仲ではあるが昨晩は若干意見の食い違いがあった。自分はCVまではやって欲しいという意見だったが、姉と弟は口から栄養が摂れなくなれば弱るだけだからCVをする方が可哀想だという。そうなのかもしれない。できれば家族が全員が生きたままでご再臨を迎えられるように、というのが自分の祈りなのでなかなか母のACPを考えるのは難しかった。とにかく兄弟3人の根底にある思いは同じなので大きなぶつかりもなく平和のうちに祈りをもって相談を終了することができた。

そう言えば妻がしきりに言っていたことを思い出した。長男が生まれて数年後にもう一人欲しいと言い出した。理由は、親の老後やお看取りを一人で考えるのは可哀想、相談できる兄弟が必要だ、と妻は主張した。その通りなのかもしれない。

今を生きる

職場は年末年始も通常通り開院しているので年越しの雰囲気は全くないが、明日から週休と有給を使って実家に帰ってみようと思っている。誰もいない実家だが少し大掃除をして、チャンスがあれば父にも会ってこようと思う。先日出産した姪が今日姉の家に戻ってきた。昨晩聞いたのだが、かなり危ない状態での出産だったようで特に姪は蘇生術が施されるほど重篤な状況だったらしい。本当に出産は命がけだと思った。そんな姪の子どもを父が抱っこしている写真を姉が送ってくれた。父も色々なことがはっきりとは分からなくなっている。でも母のことを心配し胸が張り裂けそうな気持ちを抑えて、姪の子どもをだっこしている写真をみて込み上げてくるものがあった。母も病室で戦っている。姉も姪、父、母のそれぞれの状況に対応しようと必死になっている。みんなが「それぞれの人生」と「それぞれの今」を生きていることに深い感動をおぼえる。

年末になると電車の人身事故のニュースが増える。本当の意味で今を生きることが間も無く来られるイエス様をお迎えし永遠の命に繋がることだと信じている。

Golden Angels – When I Cry

 

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