受験
昨晩遅くに長男から電話があった。遅い時間だったので何かあったのかと不安な気持ちになったが特に用は無かった。本人曰く「なんとなく話したかったから」。何となくでも何でも良い、電話をかけてくれるだけで嬉しいものである。何でもないと言う割に結構長い時間話した。「遅い時間だからあまり無理して勉強しないで今日は寝たほうがいいよ」と言って電話を切ろうとしてもまだ話し足りなそうな雰囲気をだしてくる。受験に対して不安なのだと察知した。そこでできるだけ面白おかしく自分の浪人時代の話をした。ある作業場で職人さんが働く姿がとても格好良くてずっと見入ってしまい気付けば3時間が過ぎていたこと。物理の模擬試験では毎回良い成績をとるものの数学が全くダメなので予備校の先生からは理系から文系に変えるように言われたこと。そして毎日泣いていたこと。そんなことを話していたら少しずつ長男の声に張りが出て来た。「不安なんだろうな」。非常に良く分かる。
不安の解消
不安を払拭する方法があるのなら自分も実践してみたい。教えて欲しい。自分が知っている方法は祈ることと、聖書を読み込むこと。この二つしか知らない。また讃美歌を歌うことも大きな力になる。しかし自分の場合は、神様と交わっているときは平安に満たされるが現実に引き戻された瞬間に更に大きな不安に押しつぶされそうになる。だからまた祈る。その繰り返しをしているだけだ。だから不安な長男を励ますことなどできない。ただ祈り自分の書き留めて来た聖書やその他の書物の言葉を送ること、これならできる。
どんな時にも、どんな場所でも、どんな悲しみにも、どんな苦しみにも、前途が暗く将来が困難に見えて無力と孤独を感じるときにも、信仰の祈りに答えて、助け主が送られる。この世のすべての友から離れるような事情が起こるかもしれない。しかしどんな事情もどんな距離もわれわれを天の助け主から離れさせることはできない。どこにいようとも、どこへ行こうとも、主はいつもわれわれの右にあって、力づけ、助け、ささえ、励まされる。
各時代の希望Ⅲp154
『人生の重荷を軽くする三つの話』講演会 ②落胆しない考え方 (河原 久 牧師)
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