CD

久しぶりに

レコードから始まりCDやMDなど様々な音楽メディアを購入してきた。レコードは全て処分してしまったがCDはまだ沢山ある。CDも全て捨てるように言われていたがなかなか処分に踏み切れずケースから取り出しジャケットと盤だけを収納バインダーに入れている。以前に数えた時は400枚ほどあった。あれほど好きだったCDだがいつの頃からか買わなくなってしまった。そして今回久しぶりに購入した。あるミュージシャンのライブチケットを予約したところ抽選で当たってしまった。残念ながら青森でのライブではないので宮城まで行かなくてはならない。が、それでもこの人のライブは20年ぐらい前に行ったきりだから思い立って応募してみた。ライブに行くにあたって新譜を聞いておこうと今回新しいアルバムを購入した。Apple Musicなどを利用すれば1曲255円で購入できる。9曲のアルバムだから2295円。CDで買えば3300円。迷わずCDを購入した。所謂、音楽ストリーミングで購入したこともあるがやはり「ジャケットも含めて作品」というレコード世代の考え方なので1000円の差ならやはりCDを選ぶ。

日本の音楽業界

ずっと昔だが、生徒と話している時に「レコード屋」という言葉を使う自分に対して「先生、今はレコード屋なんて言いませんよ。CD屋、CDショップです」と指摘されジェネレーションギャプを感じたことがあるが、CDが売れなくて困っていると噂で聞いたことがある。気になって調べてみた。少し古いデータだが、1998年は日本でCD等のメディア売上が最高とのこと。この時に売れたCDは3億291万3000枚、そして10年後の2008年は2億4221万2000枚、更に2018年は1億3720万5000枚とのこと。ちなみに2020年は6299万枚だという。四半世紀で20%ぐらいまで落ち込んでしまったことになる。これはApple Musicなどに代表される音楽ストリーミングの影響だと思っていたが、実はそうでもないらしい。ストリーミング業界も現在回復傾向にあるというがひどく落ち込んだ時期がある。

世界の音楽業界

世界中で音楽ビジネスが落ち込んでいるのかと思いきやそうでもない。世界で見ると2014年がワーストだがそこから右肩上がりに回復し2019年はおよそ200億ドル(2兆6000万円)と2003年の水準を回復している。が、グラフでも分かる通りフィジカル、即ちCDなどの売上は2003年の20%ぐらいまで落ち込んでいる。一方で日本ではあまり定着しないストリーミングの市場が大幅に伸びていることも注目に値する。音楽市場で上位10カ国と言えばアメリカ、日本、イギリス、ドイツ、フランス、韓国、中国、カナダ、オーストラリア、ブラジルだという(2018年現在)。これを国別前年比でその成長を見て見ると

アメリカ+10.5%
日本         -0.9%
イギリス   +7.2%
ドイツ  +5.1%
フランス +3.9%
韓国   +8.2%
中国    +16.0%
カナダ     +8.1%
オーストラリア +7.1%
ブラジル  +13.1%

となる。ちなみに2019年は韓国、中国、インドが18.7%と伸び、更にブラジル、メキシコ、アルゼンチンは非常に大きな成長を果たした。即ち音楽業界全体としてはむしろ改善傾向、上昇傾向にあると言える。

ある考察

全く見当違いなはなしかもしれない。

20年以上前、学校の広報を担当することになった。職場を離れる2年前まで広報の仕事を続けたので20年はやっていたと思う。着任早々やったことは学校のパンフレット作り。今では考えられないが当時学校の公式パンフレットがなかった。早速作ることにしたが、かなりの費用がかかることが分かり、それを節約すべく夏休みを利用してDTPの学校に入って画像処理や印刷業界のこと、そしてPhotoshopやillustratorなどの操作やデザインの方法を学んだ。当時、ページ物の印刷はQuarkXPressが主流でその勉強もさせてもらった。新宿にある学校に毎日通ったのが今では懐かしい思い出である。この頃から出版業界のプロの方と自分のような全くの素人が同じソフトを使うようになった。だから、パンフレットも自分でデザイン、構成をして実際にデータをつくりそれを印刷屋さんに持ち込む方法が取れるようになった。地元の印刷屋さんはデザイナーさんを7名抱える大手だったが、自分のような素人の作るお粗末なデータにも上手に対応してくださった。校了当日などはデザイナーさんの環境を貸してくださり一緒に作業をさせてもらうこともあった。今考えればとても失礼な話である。先日、自分の名刺を作ったがやはり自分でデザインして(職場に定型のフォームが無いので)印刷にだした。かなり上質の紙とコーティングを選択したがそれでも金額は100枚あたり600円程度。こんな金額ではプロのデザイナーさんを雇うことはできない気がする。

プロと素人がシームレスに同じ環境を作り同じ作業ができる時代になった。それがデジタルの産物なのかもしれない。YouTubeなどはその良い例かもしれない。が、結局プロの領域が侵されることによってプロの生活が保証されなくなり結果としてその業界が落ち込みその分野の質が落ちるということがあるのでは無いかと思う。全く見当違いなのかもしれないが何かそんな気がしてならない。プロがプロとして保証され、その環境の中で驕ることなく自分を成長させて行ければ良いのではないだろうか。

CDを買って、素晴らしい能力を持った方々のことを考えてみた。

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