鷹
朝一番で上島竜兵さんのことに関するニュースが飛び込んできた。自分と同世代なので身につまされるし、昨晩仕事帰りに2時間ほど車を走らせながら「神様、もう私の人生を終わりにしてください」と真剣にお願いしたことがいけなかったのか。自分が人生を諦めていたちょうどその時間に上島さんは亡くなったのかもしれないと思うととても申し訳ない気持ちになる。上島さんのことを先輩が連絡してくれた。そしてそのあとで非常に意味深い話を語ってくれた。
以下、先輩が教えてくれた話。
鷹は鳥の中でも長生きする鳥として知られている。その寿命は70年と言われているが、70年を生きる鷹はその生涯の半ばで大きな決断を迫られるという。40歳になると鷹は爪が弱くなるため獲物が上手に獲れなくなる。くちばしも長くなって曲がり胸に着くようになってしまう。羽も重くなり徐々に飛べなくなってくる。この時鷹は「このまま死を待つ」か「新しく生まれかわる」かの岐路に立たされる。新しく生まれかわる道を選ぶと、それはそれは苦しい自分探しの旅に出ることになる。まず山の頂上に行って巣を作る。次に自分のくちばしを岩に叩きつけ壊してしまう。しばらくすると新しいくちばしが出てくるという。出てきた新しい口ばしで爪を一本一本剥ぎ取っていく。そして爪が生えると今度は羽を一本ずつ抜いていく。このような苦しい経験をした後半年ほどすると新しい羽に生え変わり「新しい鷹」として新生するのである。そして大空に舞い上がり残りの30年を生きることができるという。
人生
鷹の生涯から非常に尊い教訓を頂いた。生きる意味について考えさせられた。同時に人生をかけて追求すべきことが「広さ」や「速さ」ではなく「方向性」と「深さ」であることも学ばせてもらった。少しだけ心が軽くなった。人生について考えながら昼休みに動画を探していたらとても慰めと励ましに満ちたメッセージに行き着いた。ある牧師先生のメッセージであるが非常に深く掘り下げたメッセージなので是非視聴していただきたい。
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