恐れるな

いよいよ

1年ぶりに広島に来た。長男の卒業式のために。かなり悩み、式には出席しないことにしていた。長男には少し前に事情を話してお詫びをした。少し驚いていたが「パパが考えたんだからそれでいいよ。僕は大丈夫だから」と言ってくれたのでそのままになっていた。が、妻から連絡があり「長男が泣いていた」と知らされた。自分の気持ちを優先させて申し訳なかった。急いでチケットとホテルを予約してその日のうちに式に参加する手はずを整えた。子どもを悲しませて良いわけない。決して行きたい場所ではないけれど子どものために全ての自己中心的な思いを捨てて元の職場、長男が卒業する学校に行くことにした。そして先ほど広島に着いた。青森から来ているから服装が違う。東京で飛行機の乗り換えをしたが、コートを着ている人は殆ど見かけなかった。気温が17度。当然である。青森は3度だったから仕方ない。でも青森空港の駐車場にコートは置いてくるべきだった。

東京、広島間の飛行機は何度乗ったか分からない。乗り馴れた路線だが今回は2年ぶり。広島空港が近くなり福山、三原の上空を通る時は泣きそうになった。懐かしすぎる。溢れる想いが全て出て来てしまい気持ちを抑えるのが大変だった。空港からホテルまではわずかな距離。何度も通った道だが、いざタクシーでホテルに行くと結構な料金になる。レンタカーは妻のために予約しておいたので自分は車なし。このまま広島で仕事を見つけて住んでしまいたい衝動に駆られた。そういえば職場の同僚が「広島に行っても必ず青森に帰って来てくださいね」と言っていた。「当然ですよ」と笑いながら応えたが、気持ちの上では「当然」ではなさそうだ。

恐れるな

今日、青森を出る前に聖書通読をして一生懸命祈っていた。奇しくも今日の通読箇所がイザヤ書42章から51章だった。ここには多くの励ましに満ちた神様の約束が列記されている。また神様がどれほど自分のことを愛してくださるのか、また自分を用いようとしてくださっているのか、更に祝福しようとしていらっしゃるのかがこれでもかというほど書かれている。神様は、今日というある意味恐れを感じるような日にイザヤ書のこの場所を読むことを計画してくださっていたのだろう。ヤコブが双子の兄エサウのところに行く前に、必死に神様に助けを懇願した時ににている気がしている。緊張しすぎて吐きそうになるぐらい気持ち悪い。それでも神様が共にいてくださることを何度もなんどもイザヤ書を通して語ってくださる。ありがたいことである。もう少ししたら、2年ぶりに次男と会う。毎日ビデオ通話で話しているので外見は良く分かっているが、実際に電波を通さないで会えるのはこの上ない喜びである。全てを神様にお委ねして。

1ヤコブよ、あなたを創造された主はこう言われる。イスラエルよ、あなたを造られた主はいまこう言われる、「恐れるな、わたしはあなたをあがなった。わたしはあなたの名を呼んだ、あなたはわたしのものだ。2あなたが水の中を過ぎるとき、わたしはあなたと共におる。川の中を過ぎるとき、水はあなたの上にあふれることがない。あなたが火の中を行くとき、焼かれることもなく、炎もあなたに燃えつくことがない。3わたしはあなたの神、主である、イスラエルの聖者、あなたの救主である。わたしはエジプトを与えてあなたのあがないしろとし、エチオピヤとセバとをあなたの代りとする。4あなたはわが目に尊く、重んぜられるもの、わたしはあなたを愛するがゆえに、あなたの代りに人を与え、あなたの命の代りに民を与える。5恐れるな、わたしはあなたと共におる。わたしは、あなたの子孫を東からこさせ、西からあなたを集める。6わたしは北にむかって『ゆるせ』と言い、南にむかって『留めるな』と言う。わが子らを遠くからこさせ、わが娘らを地の果からこさせよ。7すべてわが名をもってとなえられる者をこさせよ。わたしは彼らをわが栄光のために創造し、これを造り、これを仕立てた」。

イザヤ書43:1-7

2022年3月12日 安息日礼拝LIVE配信

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