失う時

仕事を失う

昨日、職場の上司と久しぶりに面談した。今まで色々な行き違いがあったがそれが原因で自分が職場に戻れないことを通告された。2021年3月31日をもって退職となる。正直困った。教員以外の仕事をしたことがないので他の仕事を探すにもあてがない。また子どもの学費など固定費があるので手取り20万円程度の仕事では家族を養うことはおろか子どもの学費すら払えない。病院の事務なら紹介してあげても良いと言われたが果たして自分にできるのだろうか。しかも自分が住んだことのない街神戸での仕事だという。直ぐに「それで良いのでお願いします」とは言えなかった。夢のような話はいっぱいあるがそれらは全て絵に描いた餅、直ぐに収入を得ることには直結しない。本当に困り昨日から断食をして祈っている。本当に涙しか出てこない。途方にくれるとはまさにこのことだと痛感している。

支えてくれる友人もいるがどうなるかは全くわからない。ここ1、2週間のうちに新しい仕事や住まいなどを全て見つけるなど不可能に近いと思っている。本当にどうしたら良いのだろう。

家族を失う

何度も投稿しているが現在家族とは別居中。妻とふたりの子どもは沖縄にいる。そして妻は毎日のように離婚を迫ってくる。まさに泣きっ面に蜂である。しかし、自分のこのような状態以上に辛い経験をされている方も多くいることだと思う。自分は子どもの入院付き添いで週末泊まり込んでいたが、ある手術の前に、いつもの病院ではなく大学病院に入院していた時期があった。3人部屋でそれぞれが保護者と一緒に入院生活をしている。小児病棟といっても重症病棟なので雰囲気が全く違う。いつも入院している病院はプレールームが夜8時に閉まる。しかしこの大学病院では24時間いつでもプレールームがオープンされている。何故か分かるだろうか。最後に遊びたいと言ったその次の瞬間に亡くなってしまうかも知れない子どもたちが入院しているからだ。24時間いつでも好きな時間に使えるプレールーム。このような環境で過ごす本人も保護者も辛い毎日を送っている。ある日、病室でふたりのお母さんがカーテン越しに話していた。内容からすると白血病などの小児癌であるようだ。「今回の治療が3クール目だからこれで結果が出なかったらもう手がないんだよね」などと話していた。そのような方からすると家族とは別れて離婚寸前であっても子どもが生きているんだからいいじゃない、無職になったってその気になればなんでもできるんだから、と叱られそうだ。そういう方々に比べたら自分の苦しみなど大したことない。しかし、寂しくて悲しくてどうして良いのかわからない生活を送っている。

全てを失って

では今どういう心境なのか。

これが本当に不思議なのだが、無性に妻と話したくて仕方ない。妻からはあれほど嫌われいなくなって欲しい、死んで欲しいと言われている存在なのに自分の方は妻に会いたくてたまらない。毎日誰とも話さず1日が終わっていくのでその反動もあるかと思うが、妻と他愛のない話をしてふざけたり冗談を言ったり喧嘩をしたり祈ったりしたい。人恋しさというのだろうか。

少し前まで、次男を育てる上では毎日何が起こるかわからない暗中模索の毎日だった。妻と自分は常にすれ違い。どちらかが病院で付き添いをしてどちらかが自宅で長男をみる。だから引き継ぎも時間がないのでお互いにノートに綴って交換していた。辛くて不安だらけの毎日だったけど本当のことを話せるのは妻だけだった。だから妻は奥さんでもあり、唯一無二の戦友でもある。そんな妻だから会いたいし、いまの窮状を全て話したい。冗談が好きな妻に笑わせてもらいたい。

夫婦は赤の他人であるはずなのに、何故かこのような気持ちになる。本当に不思議だ。

籠の中の鳥は真昼の間や、
また他の声を聞く時には飼い主が
教えようとする歌を決して歌わないものである。
これを少し、あれを少しと部分的に覚えるだけで
決して完全なメロディー全体を覚えない。

しかし飼い主が籠をおおい、
その鳥に教え込もうとする歌だけが
聞こえる場所に置くと暗い中で、
鳥はその歌を全部覚えるまで何回も繰り返し歌い、
ついに完全なメロディーを歌い出す。

それから鳥を外に出すとその後は
いつでも明るみでもその歌を
歌うことができる。
そのように神も、
その子らを取り扱われる。
私たちに対しても教えようとなさる歌があり、
苦悩の暗黒の中で私たちが
それを覚えてしまうと
その後はいつでもそれを歌うことができるのである。

エレン・ホワイト
ミニストリーオブヒーリングP456

自分の今の心境を歌っているような讃美歌
山辺に向かいて

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