ヨセフ物語

創世記45章

今日は水曜日。間も無く祈祷会に出かける。その前に今日の聖書通読箇所を読んでおこうと聖書を開いた。今日は創世記41章から50章まで。創世記が今日で終わる。ヨセフ物語のクライマックスである。聖書を45章まで読み進んだときに、涙が溢れて来た。自分を奴隷として売った兄たちと和解する場面である。

「そこでヨセフはそばに立っているすべての人の前で、自分を制しきれなくなったので、「人は皆ここから出てください」と呼ばわった。それゆえヨセフが兄弟たちに自分のことを明かした時、ひとりも彼のそばに立っている者はなかった。 ヨセフは声をあげて泣いた。エジプトびとはこれを聞き、パロの家もこれを聞いた。 ヨセフは兄弟たちに言った、「わたしはヨセフです。父はまだ生きながらえていますか」。兄弟たちは答えることができなかった。彼らは驚き恐れたからである。 ヨセフは兄弟たちに言った、「わたしに近寄ってください」。彼らが近寄ったので彼は言った、「わたしはあなたがたの弟ヨセフです。あなたがたがエジプトに売った者です。 しかしわたしをここに売ったのを嘆くことも、悔むこともいりません。神は命を救うために、あなたがたよりさきにわたしをつかわされたのです。 この二年の間、国中にききんがあったが、なお五年の間は耕すことも刈り入れることもないでしょう。 神は、あなたがたのすえを地に残すため、また大いなる救をもってあなたがたの命を助けるために、わたしをあなたがたよりさきにつかわされたのです。 それゆえわたしをここにつかわしたのはあなたがたではなく、神です。神はわたしをパロの父とし、その全家の主とし、またエジプト全国のつかさとされました。 あなたがたは父のもとに急ぎ上って言いなさい、『あなたの子ヨセフが、こう言いました。神がわたしをエジプト全国の主とされたから、ためらわずにわたしの所へ下ってきなさい。 あなたはゴセンの地に住み、あなたも、あなたの子らも、孫たちも、羊も牛も、その他のものもみな、わたしの近くにおらせます。 ききんはなお五年つづきますから、あなたも、家族も、その他のものも、みな困らないように、わたしはそこで養いましょう』。 あなたがたと弟ベニヤミンが目に見るとおり、あなたがたに口ずから語っているのはこのわたしです。 あなたがたはエジプトでの、わたしのいっさいの栄えと、あなたがたが見るいっさいの事をわたしの父に告げ、急いでわたしの父をここへ連れ下りなさい」。 そしてヨセフは弟ベニヤミンのくびを抱いて泣き、ベニヤミンも彼のくびを抱いて泣いた。 またヨセフはすべての兄弟たちに口づけし、彼らを抱いて泣いた。そして後、兄弟たちは彼と語った。」
創世記 45:1-15 口語訳

人間万事塞翁が馬

年寄り子で従順だったヨセフをイスラエル(ヤコブ)は特に可愛がった。それが兄たちの嫉妬心に火をつけヨセフは兄たちから命を取られる危険すらあった。ルベンはこの殺害計画には反対だった。そのようなことを相談している時にイシュマエル人が通りかかったのでユダの提案で奴隷として売ってしまう事を計画し実行した。その後ヨセフはエジプトに売られ神様のお守りとお力添えのおかげで総理大臣にまでのぼりつめる事ができた。この時父イスラエル(ヤコブ)とヨセフの兄弟たちはカナンに住んでいたが大飢饉のためエジプトまで食糧を買いにヨセフのところにやって来た。兄たちはヨセフとは知らずに食糧を買わせてほしい事を頼むがヨセフは一瞬で兄たちだと理解した。その後いくつかのやりとりがありとうとうヨセフは兄たちに自分の正体を告白しイスラエルに会いたい事を伝える。結局その後5年間の飢饉をヨセフのもとで回避しその後もエジプトに住み続けた。

ヨセフを売ってしまう事は神の御心ではなかったしそのような計画を神はなさらなかった。兄たちの自己中心的で残酷な考えに基づく行為であったが、そのような間違った行為も神様は益に変えることができる。もしもヨセフがエジプトの総理大臣でなかったならイスラエルの一族はどうなっていただろうか。勿論、神様はこの12部族を絶やさない約束をされたので別の方法でこの家族を守ったことだろう。しかし、兄たちの悪巧みの結果を用いてこの一族を祝福することを神様は選ばれた。人間の大きな過ちや弱点を神様は見事に祝福に変えることのできるお方である事を創世記41章から50章までを読んで改めて痛感した。

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