孤独

仕事のこと

今日は比較的送迎の件数が多かったので安全運転を心がけながらフル稼働していた。とにかくどんなに急いでいてもドアの開閉を自分が降りてそれを行い丁寧に挨拶をして乗降していただく。ひとりのおばあさんを急遽迎えに行くことになった。病院からそれほど遠くないところにご自宅がある。それでも片道15分ぐらいかかる。当たり前のことであるが、乗車していただくためにステップが出る様になっているがそれが左側にしかない。なのでご自宅に行くときには車の進行方向を考えて必ず自宅側に左のステップがくる様に停車する。もしも反対になる様であればUターンするなど考える。決して反対側に下ろして道を横断させる様なことはさせない。当然のことである。この方のご自宅を進行方向左にするためには国道から入る少し遠回りの道を選ぶ必要がある。今日もその様なルートでお迎えに上がった。直角に曲がった腰、それでも歩行カートを押しながらご自宅から数メートル歩いて車にこられる。サポートをしながら乗車していただく。席についてから歩行カートを乗せて「それではドアを閉めます」と確認してからドアを閉めてステップが収納されたことを確認してから運転席に着く。病院まで15分程度だが色々なことを話しかけてくださる。津軽弁のリスニングが苦手な自分だがこの方の津軽弁は半分ぐらいわかる。しかも質問が少ないので少々わからなくても「そうですよね」と言っていれば何と無く会話が成立する。「だっきゃ」「はんで」などの言葉が会話の中に何度も出てくる。いつも優しい言葉をかけてくださり自分の身の上話をされるお婆さんであるが会話の中に必ず感謝の言葉が含まれている。こういう方はたくさんの人に好かれるんだろうな、と思いながら会話をする。この方は比較的短時間で診察が終わるのだが今日は違った。この方を送ることになっていたが予定の時間を1時間以上すぎてもまだ終わらない。結局予定の時間を2時間ほどすぎたところで診察と治療が終了。「長くて大変でしたね。お疲れ様です」と声をかけて乗車していただいた。待ち時間が長かったと笑いながら話しておられた。いつもだったら12時前に昼食になるが今日は14時だ、と言って大笑いしている。1日の日課を何と無く説明してくださったが、その中で「自分はいつもひとりだから相談できないんだよね。本を読んでどうしたら良いかを調べたりするんだけどやっぱり誰かと喋って相談できたらいいよね」と仰った。心の底から共感できた。自分もずっとひとりなので会話することがない。今でこそ仕事上の会話はできるがこれまでは毎日一言も喋らないことが日常だった。だからこのかたの仰っていることが自分のこととして理解できた。本当にお辛い状況なんだろうな。それでも毎日感謝を忘れないで生活していらっしゃるなんてまるでクリスチャンの様だと思った。わずか15分ぐらいの車中であるが会話が途切れない様存分の喋っていただこうと思った。せめて自分の運転する車に乗車していただいたときぐらいは存分に喋っていただかなくては。自分だけが孤独の中で生活している様に感じていたが決してそうではない。こんなに近いところに孤独の只中を通過していらっしゃる方がいた。おそらく病院に通う他の方にもその様な方がいらっしゃるのだと思う。津軽弁は苦手だけどなんとか喋っていただける様にしないと。津軽弁の通信講座とか無いのかな?

書籍より

「死ぬより他に道がない」などと考えるのは、いかに人間が傲慢であるかということの証左である。道はいくつもある。生きようとするとき、道は必ずひらけるのである。     三浦綾子 孤独のとなり

アブラハムもように今日もなお多くの人々が試みを受ける。彼らは天からの直接語られる神の声を聞かないが神は神の御言葉の教訓と摂理のできごとによって彼らを召される。富と栄誉を約束する職業を捨てて気のあった有益な仲間を離れ、親族と別れ、克己と困難と犠牲だけを要求するように思われる道に進むように要求されるであろう。神は彼らに仕事をさせようとしておられる。しかし安易な生活、友人や親族の感化や援助から遠ざけて彼らに神の助けの必要を感じさせ、ただ神にだけ頼るように導いて、彼らに御自身を啓示しようとなさるのである。心に秘めた計画や親しい友との交わりを捨てて、神の摂理の召しに応じる者はだれであろうか。キリストの為損は利益であると考えて新しい任務を引き受け、働きが始められていない地に、堅い決心のもとに喜んで神の御わざに従事するのは誰であろうか。このようにする人はアブラハムと同じ信仰を持っている。  エレン・G・ホワイト 人類のあけぼの 上 p124

キリストの香り(3) – どんなことにも感謝しなさい

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