思い出

回想

未だに4月からの勤務先や仕事内容は決まっていない。が、今住んでいるこの場所をこの1週間で離れることは確実である。ここを片付けて一度自宅に行き自宅で本格的な引っ越し準備をするためには1週間後にはここを出ていないと間に合わない。仮住まいの気持ちで住んでいた場所であったがいざ離れるとなるといろいろなことが思い出される。

目の前が海なので毎日潮風と船のエンジン音を楽しむことができた。元々海が大好きなので海を見ているだけで心が和んだ。どの程度の被害が出るのか心配した2020年の台風。車は海から10mも離れていないところに駐車しているから心配で近くのショッピングモールに避難しようかとも考えたことが昨日のことの様に思い出される。

引っ越してきて最初の頃は何をして良いのか分からず毎日の様に4kmぐらい離れた海に釣りに行っていた。釣果はそれほどでもなかったがチヌがよく釣れた。寒くなったこともあり釣りからは遠ざかってしまっているがまだここに住むならまた釣りを再開したいところである。

毎日の様に歩き、祈った散歩道。本当に懐かしい。涙を流しながら歩いた道が、祈りの年表の様で懐かしさがこみ上げてくる。

夏から通い始めたジム。帰りに少しだけ買い物をするのが日課だったが何を忘れても必ず買っていたのが炭酸水。水よりも炭酸水が好きになってしまった。このショッピングモールは午前0時に閉店になるが夜になると帰るところが無さそうな人たちが数名集まる。閉店したフードコートの椅子に座りラジオを聴きながら時間を過ごしている。そして閉店時間になるとどこかに消えていく。年末はこの人たちに暖をとる場所が与えられます様にと真剣に祈った。

仮住まいではあったが色々なことが思い出されて懐かしい。本当に懐かしい。

散歩コース

自分の散歩コースはいくつかあるが、本格的な祈りの散歩コースはひとつ。家を出て大きな港に向かって行き海岸線を歩いて小さな半島を回って戻ってくるコース。およそ10kmで所要時間2時間。これが一番好きなコースでルーティーンになっている。

しかしこれ以外にもいくつかのコースがある。10kmコースより若干短い国道コース。海とは反対方向に向かい国道沿いに歩いて帰ってくるコースでこちらは8km。国道沿いを歩くのでうるさく祈りには向いていないコース。しかし、このコースの最後には電車の軌道跡が見られる場所があるのでこれが楽しみでいくことがある。近くに長い直線道路があるがそこは元々旧国鉄の軌道跡だったところ。自分が生まれた頃まで鉄道が走っていたそうだ。鉄道マニアの自分には軌道跡は何とも魅力的な場所である。

また、夜に一つのテーマのために祈るコースもある。約5kmの短いコース。このコースは1時間ぐらいで戻ってこられるのでひとつのテーマに絞って祈るときに使うコース。これも非常によく使ってきた懐かしいコースである。

そして殆どのコースの後半には自分が通っていた教習所がある。入口から少し入ると、自分が苦手意識を持ち続けた一本橋がある。今なら恐らく失敗しない様な気がするが当時は成功する可能性が40%以下だったから、合格する気がしなかった。毎日祈る気持ちで、またとても暗い気持ちと不安で教習所に通っていたのを思い出す。そしてこの一本橋を見るたびに神様が共にいてくださって卒業検定を合格させてくださったことを思い出す。自分の実力でないことはよく分かっている。この一本橋も自分と神様の関係を再確認させてくれる道標である。

前を向いて

良いことはあまり無かったし今もどん底状態は変わらない。しかし過去を引きずっていても引っ越しはできない。引っ越しだけでなく何もできないから泣きながらでも何とか前を向いて歩いていくしかない。

過去を振り返らないことは不可能に近いけど、これからいく場所のことを考えて前向きになるしかない。次の場所が決して好みの場所では無かったとしても、仮の住処であるいまの場所が貴重な思い出の場所になった様に、いつかきっと祝福に満ちた場所になることを信じて神様にしたがっていこうと思う。

そして最終的には神様が用意してくださる天の御国を目指して歩んで行きたい。

子ども用だが自分が大好きな讃美歌がある。恐らく誰でも一度は聞いたことがあるメロディーではないかと思うが天国をテーマにした「間も無く、彼方の」という讃美歌である。

この讃美歌を口ずさみながら、少しだけ涙を流して、帰ってくることのないこの場所を離れていくことにしよう。

「間も無く彼方の」の讃美歌はこちら

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