久しぶりの休日
先日、久しぶりに安息日以外の休みがもらえた。母の様子が思わしくなく、母を支える父も疲れ切っているので実家の様子を見に行きたいところだが今回は1日だけの休みなので来週帰省することにした。天気もあまり良くなかったので家にいても良かったのだが少し気分を変えたく外出した。午後からの外出なのであまり遠くにはいけない。雨も降りそうなので屋根があるところを考えていた。しばらく悩んだ末、以前から気になっていた三沢に行こうと思った。青森に来て奥入瀬までは行ったがそれより先の太平洋側に行ったことがなかった。特に異国情緒あふれる三沢には行きたいと思いながら行けずじまいになっていた。少し時間は掛かるが走行距離20万キロを超えたオンボロプリウスを走らせ三沢に向かった。太平洋側に県民は津軽人のようになまっていないと聞いたことがある。久しぶりに標準語が聞けるのか?途中から雨が降ってきたが県立航空科学館に着く頃には小雨になっていた。電車も好きだが飛行機も大好きな自分にとって天国のような場所だった。多くの飛行機を見学し青森が飛行機と切っても切り離せない場所であることを初めて知った。そういえば昔、小学生の頃だっただろうかミス・ビードル号の話を本で読んだ記憶がある。航空機を満喫した後、基地の町三沢に少しだけ立ち寄った。スカイプラザMISAWAは沖縄市の雰囲気がありとてもワクワクした。できれば一日中居たい土地である。
YS11
航空科学館では久しぶりにYS11を見ることができた。所沢の航空記念公園に行った時に全日空の機体だったと記憶しているがYS11が展示されているのを見た。高校の教員をしている時に、ある生徒の家庭訪問を頻繁にしている時期があった。彼の家は鹿児島。当時はまだ「九州新幹線」なる便利なものはなかった。陸路で行くにはかなり時間がかかる。なので現在の広島西飛行場から飛行機で鹿児島に飛んでいた。36人ぐらい乗れるSAABの機体だった。鹿児島空港に到着すると決まってとなりにYS11が駐機していた。引退の話があったのでいつかは乗りたいと思いながら結局実機に乗ることなくYSは引退してしまった。この時の後悔からボーイング747引退の情報を聞きつけてからは出張のたびに必ず747に乗るようにしていた。YS11は本当に素晴らしい飛行機だと思うし日本の技術の全てが凝縮されている気がする。こんな名機がなくなってしまうのはとても残念だが、航空科学館ではYS11の隣の部屋にHONDAのジェット機「ホンダジェット」が展示されていた。乗れる人数こそ少ないが非常に美しい機体である。その美しさを超える機能性が世界から高く評価されている。
世代の交代はやむを得ないことなのだろう。色々なことを考えさせられたMISAWAトリップであった。
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