雨漏り修繕
少し前から医院の渡り廊下で雨漏りするようになった。状況を聞くと以前から雨漏りの状態はあったようだが最近になって少しひどくなっているとのこと。早速天井を開けた見たが中からはうまく確認できなかった。防水シートなどで応急処置をしておいたが、それからしばらくして同じ場所から雨漏りしているとの連絡があり昨日調べてみた。やはり原因は分からないので雨は降っていたが屋根に上がってみた。もう4,5年前になるが雨漏り修理のために屋根に登った際、転落して慢性硬膜下血腫になり手術をした経験があるのでかなり怖かったが意を決して上ってみた。いくつか疑わしいところはあったが確実にここ、という場所を探り当てることはできなかった。なのでおよその見当をつけてコーキングすることにした。そして晴れた今日、屋根に上ってコーキングの作業をした。やすりで足付けをしてマスキングテープを貼りコーキング剤を塗って整えるといういたって原理は簡単な作業である。
ある会話
今日は急遽職員礼拝のメッセージを依頼された。担当の方が休むので礼拝のメッセージを頼む、とのLINEを受けたので十分な準備もできず昨日投稿した内容をお話しした。いよいよ日本も戦争に巻き込まれてしまう時が来ているのかもしれない、イエス様の福音が全ての人の心に届けば争いは回避できる、子どもから決して笑顔を奪ってはいけない、そのためにイエス様の愛を心に今日の仕事に着こうという内容のメッセージであった。
礼拝の後、ある職員さんに呼び止められ少しの時間お話をした。お話をしたというより、その方の話されることを聴いていた。
この方のお孫さんは生まれた時から大きな病気をもっており青森では治療できないということで出産と同時に宮城県立こども病院に入院した。その後ご家族で宮城に引っ越したそうだ。何の病気かなどの詳しい話は聞けなかったが、先日このお孫さんが亡くなられた、とのことだった。そのことを自分のような者に話したかったようだ。「うちの孫はさ、それでもよくがんば・・って・・のさ」と嗚咽まじりの声になってそのまま立ち去っていかれた。涙が流れた。何で病気があるのだろう。何で子どもが苦しむのだろう。何で子どもが亡くなるのだろう。なんで・・・。
このお孫さんがお幾つぐらいで亡くなったのかも知らない。が、この職員さんが65歳なのでそこまで年齢はいっていないと思う。まだ10代、或いは小学校低学年、あたりかもしれない。本当にお辛い経験をされている。
以前、読んだ本に「幼くしてその生涯を終えた子どもたちは罪の性質は持っていても、罪に染まることなく成長したので再臨の朝に起こされイエスの御許に行く。しかし、彼らには両親がいなかった」と書かれていた。子どもは罪に染まらなかったので天国に行くことができるが、その親はイエスキリストを受け入れることができず、罪を悔い改めることもなかったので天国には行けなかったということである。
お孫さんを亡くした職員さんに、このことを言葉を選びながら少しずつ話してみようと思った。そしてこのおじいちゃんがお子さんに福音を伝え、天国で再会できるようにしないと行けないと思った。
雨漏り修繕
高いところが苦手で、恐怖心しか起こらない雨漏りの修繕だったが、ひとつだけ良いことがあった。綺麗な岩木山が一望できたのだ。電線がじゃまをしていたがそれでもとても綺麗な津軽富士、岩木山である。山を見ていると思い浮かぶ聖書の言葉がある。
1わたしは山にむかって目をあげる。わが助けは、どこから来るであろうか。
2わが助けは、天と地を造られた主から来る。
3主はあなたの足の動かされるのをゆるされない。あなたを守る者はまどろむことがない。
詩篇121:1-3
暗くなること、うなだれてしまう出来事ばかりの昨今だがそれでも天地をつくり海と山をつくり全宇宙を支配される神様がいらっしゃる。そのことが唯一の支えであり希望である。
2022年2月26日 「悲しい宣告」 安息日礼拝LIVE配信
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