3日目
沖縄に到着して3日目。周辺の景色もさほど変わっていないので違和感は殆どない。それぞれの土地がもつ雰囲気や力というものがあるが沖縄の力はなかなか強力である。海を見るだけでテンションが上がる。まだ生活は土台すら築けていないが早くも海に潜りたくて仕方ない。荷物も片付かず、子どもの遊び相手をしているだけの毎日ではあるが充実感はある。早く生活を安定させないといけない焦りもあるが子どもたちと遊び、一緒に勉強し、妻の話を聴く毎日が新鮮で心地よい。
勉強
子どもたち二人の勉強をみている。次男は1時間、長男は3時間。勉強することの楽しさを久しぶりに体験している。長男は物理と数学なので各単元のポイントをまとめて課題をやらせている。質問があれば次の時間に答えるようにしているがやはり物理と数学は勉強しているだけでテンションが上がって来る。また次男との勉強は自分にとって大きな気づきになっている。計算に少し苦手意識のある次男。本人が質問するまでなるべく自分から声をかけないようにしている。次男のプライドがあって久しぶりに会うお父さんに良いところを見せたいようでなかなか質問しない。そして筆算などの計算方法をみてとても驚かされた。自分には決して真似できないやり方で問題を解いている。決して効率的では無い。が、本人が一生懸命考えた計算方法をただただ褒めた。子どもと一対一で学習すると教える側にとって大きな気づきが与えられることが間々ある。
顔と顔
学習方法は様々。その多様性によって色々なチャンスが生まれている。特に自分は二人の子どもにオンラインや動画を通じてこの3年間、勉強を教えてきたが顔と顔を合わせて教えるのは本当に久しぶりである。問題を解説することではなく、解説を聞く子どもの顔を注視するようにしている。顔色や反応で理解の程度や本人が何を言おうとしているのかが伝わって来る。場合によっては呼吸の微妙な変化に気づくこともある。そのような変化に気づけるのは顔と顔を合わせて学べる環境が与えられているからだ。この環境でしか伝わらないことがあるし、この環境だからできる教育活動があると信じている。とにかく共に勉強できることの楽しさ、特に顔と顔を合わせて学べる幸福を感じることができ心から感謝している。
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