沖縄生活
沖縄で生活し始めて1週間になる。土地自体に対する違和感などは全くない。むしろ懐かしい、と思っている。勿論新しい商業施設が増え新しい道ができ以前には無かった空間が広がっているがそれでも同じ風が吹いている。20年前に住んでいたのが名護で今は那覇なのでその違いは多少あるがそれでもさほど違和感は感じない。ただ、妻と子どもたちが生活している場所に自分一人が転がり込んだ形なので色々な意味でやりにくさを感じている。自分なりに気を使っているが、それ以上に家族は気を使っていると思う。毎日ゆっくり会話をしながらお互いの距離を縮めようとしているがまだ1週間なので、自分がお客さんになっている感じは否めない。そもそも住民票の移動をしていないので明日には転入の手続きをしないといけない。
長男
長男が今日、全寮制の学校に戻った。所謂帰校である。殆ど毎日のように数学と物理の勉強を一緒にしていた。問題を解くだけでなく公式の意味や微積分が物理のディメンションの架け橋になっている話、物理学者たちの話、そして物理学的にみた聖書の解釈。そんなことを説明してこの数日を過ごした。楽しくて仕方なかった。また長男が急に「一緒にフリスビーをしよう」というので近くの公園でしばらく遊んだ。本当に久しぶりのことで心の中では感動で大泣きしていた。そんな長男が家を出るのは本当に寂しく辛かった。空港で家族みんなでお別れするときも顔こそ笑顔だったけれどみんな心の中では泣いていた。妻は涙ぐんでいた。昨晩も妻との祈りの時間に長男のことをお祈りしながら二人で泣いていた。子どもを上手に羽ばたかせることが親の使命だが、自分にはまだまだそれができそうにない。いつまでも手元においておきたいと思っている。
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