ヤベツの祈り

今更

ずいぶん前に「ヤベツ(ヤベヅ)の祈り」がクリスチャンの間で流行った。書籍も出版され、その祈りが聞かれたという証も多く聞かれた。実は最近、久しぶりに「ヤベツの祈り」という言葉を聞いた。とても懐かしい響きであるとともに、昔流行ったので何となく「今更ヤベツの祈りか」とも思った。

聖書に突如として出てくるヤベツ、そしてその祈り。

「ヤベヅはイスラエルの神に呼ばわって言った、「どうか、あなたが豊かにわたしを恵み、わたしの国境を広げ、あなたの手がわたしとともにあって、わたしを災から免れさせ、苦しみをうけさせられないように」。神は彼の求めるところをゆるされた。」

And Jabez called on the God of Israel, saying, Oh that thou wouldest bless me indeed, and enlarge my coast, and that thine hand might be with me, and that thou wouldest keep me from evil, that it may not grieve me! And God granted him that which he requested.

歴代誌上 4:10 口語訳

内容

意味はいたってシンプルである。

・恵みを与えてください(祝福してください)

・国境(地境)を広げてください

・御手が私を守り災いから遠ざけ苦しみを受けないようにしてください

たったこの3つのフレーズで完結している。

自分なりにこの祈りを今日何度かしてみた。但し、畏れ多いというかこのような祈りをする資格があるのかもよく分からなかったので聖書の言葉を思い出しながら祈ってみた。

以下自分の祈り

神様、自分は神様の祝福をいただくのに相応しい存在ではありません。しかし、あなたの祝福からもれたら生きることもできません。あなたは聖書の中で次のように言われました。

あなたはわが目に尊く、重んぜられるもの、わたしはあなたを愛するがゆえに、あなたの代りに人を与え、あなたの命の代りに民を与える。(イザヤ43:4)

この御言葉が私にも投げかけられていることを信じ、またパウロの次の言葉に励まされて大胆に祈ります。

だから、わたしたちは、あわれみを受け、また、恵みにあずかって時機を得た助けを受けるために、はばかることなく恵みの御座に近づこうではないか。(ヘブル4:16)

どうか自分を神様の祝福から漏らさないでください。どうしてもあなたの祝福が必要です。お願いいたします。どうか小さく貧しいこの器を忘れないでください。

地境、自分の影響が及ぶ範囲のことでしょうか?自分は人様に影響を与えられる存在ではありません。ただ、自分の嗣業、伝道地として与えてくださった家庭、家族を特別に守ってください。家族が全員神様を心から礼拝するものでありますように。また自分がとりなす多くに方々のための祈りをどうかお聞き届けください。私に対する回答が遅れても構いません。しかし、とりなしの祈りをしている方々に対してはどうしても必要があって祈っていますので一瞬でも遅れることが無いよう速やかにご対応ください。よろしくお願いいたします。

多くの不安や恐れを感じ、困難の中で生活しています。しかし、世の中には自分など比べ物にならないほど苦しい状況の中で必死に戦っている方々がいます。どうかその方々を特別に守ってください。そして僭越ながら私をもお守りください。困難に押しつぶされる思いで毎日を過ごしています。どうか災いから遠ざけ苦しみから私をお救いください。

イエスキリストの御名を通してお祈りいたします。アーメン。

祝福

この祈りをして、既にたくさんの祝福をいただいた。米国に住む卒業生が電話をかけてくれ神様のことを思いっきり語り合えたこと、自分のような者のために祈ってくださる方が与えられたこと、職場で非常に優しく支えになる言葉をかけていただいたこと、急に次男が電話をしてくれたこと、今晩の祈祷会で特別な恵みをいただけたこと等々。

自分を祝福してください、などとおこがましくてなかなか祈れない。人のためには祈れるけど自分もために祈るのは抵抗がある。それでも祈ってみるとすぐに印を与えてくださった。ヤベツの祈り、恐るべし。自分の信仰の励みになる。

15 Haruna Fukumoto 【私と神様シリーズ】

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