卒業生の近況

卒業生からの電話

昨日卒業生から連絡があった。近況報告がメインだったがよく頑張っている様子が伝わってきてとても嬉しかった。本人もかなり努力しており自分の夢を実現するため色々な活動を熱心に行っているとのことだった。輝いているってこう言うことをいうのだと久しぶりに思い出した。会話の後半で付け加えるようにビデオレターを送ってほしいと言われた。同級生が集まりことは昨年から計画されており、出席するよう誘われたが今の自分は卒業生の前に出られるような状態でもないので断ってしまった。結局その同窓会はコロナの影響もありオンラインで行うことになったらしい。そこで何か話して欲しいとのことだったので一応引き受けた。何を話したら良いのか分からずしばらくこの学年のことを思い出していた。今でも克明に一人一人の顔を覚えている。それぞれとのエピソードもありひとつ、またひとつと思い出していた。

卒業生との思い出

数え切れないほど色々なことが思い出された。
交際をしている生徒の指導をするとき当該の女子生徒に「好きという気持ちを変えることはできないと思うけど行動は変えなさい。ふたりでは決して会わないなど…」と注意しているときに「嫌いになりなさい、と言って彼のことを嫌いになれないでしょ?」と言うと頷くかと思いきや「嫌いになれます」と真顔で返事をされたこと。そのあとの話の展開が滅茶苦茶になってしまった。
修学旅行中にインフルエンザになった生徒がいて彼の様子を見るために隔離している部屋をそっと覗いて見ると、熱にうなされて寝ているかと思いきや少し開けた襖の向こうで彼がひとり笑顔でタロットカードのようなものをしていたこと。いよいよ熱でおかしくなってしまったのかと本気で心配した。総代に選ばれるほどの人物なのに、と落ち込んだが彼はひとりでトランプ占いをしていたようだ。
隠れてやっているiPod touchのゲームで人生が狂いそうになっている生徒に「このままでいいの?」と問いかけたら泣きながら宝物であるiPod touchを持ってきて「先生がこれを持っていてください」と預けにきた生徒。
いくら思い出してもキリがない。本当に楽しかった。この学年を担任できたことが運命的な出会いであったような気がして誇らしい。

卒業生の戦争

その中でも特に泣きながら体当たりしていたのは女子の仲間割れ事件の時だった。半分以上の女子生徒には関係なかったがちょっとしたことで出身中学校同士で固まるようになり女子が二分してしまった。それも結構激しい争いになってしまった。3年の2学期、中間試験頃からだったと思う。特に中心にいた女子生徒が彼氏と別れたことも大きなきっかけとなりこの生徒を取り巻く5,6人のグループと茨城の中学校出身のやはり5,6人のグループがぶつかり合ってしまった。卒業に際して色々な役員を決めなくてはならなかったがそれもグループの対立がありなかなか決まらず、決まってもそれに従わない生徒が出るなど収拾がつかなかった。女子全員を集めて何度か担任としての気持ちを訴えたが、響く子には響いたが中心にいる子たちからは逆にバカにされてしまった。本当に無力を感じる毎日で祈ることしかできなかった。
しかし不思議なもので、どれだけバカにされても、事態が解決に向かわなくても彼らから気持ちが離れることはなかった。自分をバカにする生徒にさえ愛情を失うことはなかった。
そのような頃、以前にも投稿したピザ窯を本腰を入れて造らないと間に合わないという事態になった。そのような活動を通してほんの少しずつだったが女子の人間関係に変化が現れるようになった。全て神様がそういう機会を与えてくれていたのだと思う。そして卒業の時にはしっかりみんなで握手をして別れることができた。
自浄作用というのか自浄能力というのか。生徒たちは自分たちで問題を解決できる力を持っていることをこの時学んだ。今までの学校教育(小学校、中学校)や集団生活で問題解決能力を学び身につけているのだと思って感心した。
少し前に、戦争していた子たちがオンラインで讃美歌を歌っている動画を観た。本当に感動した。神様は全てをご存知で最も良いときにそれぞれの力を発揮させてくださり問題を解決してくださることを本気で信じることができた。
この辺りの戦争の話はビデオレターにできないのでmeguが女子を好きになった話でもしてお茶を濁そうか、そんなことを考えた。

卒業生の讃美はこちら

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