まもなく

書物

およそ6週間前から読み始めた書物が今朝で終わった。時間をかけて一冊の本を読むのはどこか旅をしているような気分になる。この本は以前にも何度か読んでいるので構成や展開は分かっているのだがそれでも「このあとどうなるのだろう」と思いながら読み進めることができた。

イエス様とサタンとの戦い、そしてイエス様のご再臨に際しどのような順番で何が起こるのかが事細かに説明されているこの本は読み進むたびに痛快な気持ちになる。

さて、明日からは毎朝何を読もうか。なんとなく候補はあるのだが今晩祈りながら考えてみよう。

サタンの後悔

サタンは、自分から進んで反逆したことによって、自分が天に適しな い者になったことを知る。彼は神と戦うために自分の能力を訓練してき た。彼にとっては、天の純潔と平和と調和とはこの上ない苦痛となるで あろう。神の憐れみと正義に対するサタンの非難は、今こそ沈黙させら れた。彼が主に浴びせようと努めてきた非難は、全部彼自身に向けられ る。そして今、サタンはひれふして、自分の上にくだった判決が正しい ことを認める。
「主よ、あなたをおそれず、御名をほめたたえない者が、ありましょうか。あなただけが聖なるかたであり、あらゆる国民はきて、あなたを伏し拝むでしょう。あなたの正しいさばきが、あらわれるに至ったからであります」(黙示録 15:4)。長年にわたって争われてきた真理と誤謬 のすべての問題が、今明らかにされた。反逆の結果、すなわち神の律法 を廃することの結果が、すべての知的被造物の目の前で明らかになった。 神の統治と対照的なサタンの支配が行われた結果が、全宇宙の前に公開 された。サタン自身の行為が、彼を罪に定めたのである。神の知恵と正 義といつくしみとが、完全に擁護される。大争闘における神のすべての 処置は、ご自分の民の永遠の幸福のために、そして神の創造されたすべ ての世界の幸福のために行われたものであることが明らかになる。
各時代の大争闘電子版p670 大争闘の終結

悪人の末路

悪人はこの地上で報いを受ける。「万軍の主は言われる、見よ、炉の ように燃える日が来る。・・・・その来る日は、彼らを焼き尽して、根も枝 も残さない」(マラキ 4:1)。一瞬のうちに滅ぼされる者もあり、多く の日の間苦しむ者もある。みな「彼らの行いにしたがって」罰せられる。 義人の罪はサタンに移されたので、サタンは自分自身の反逆の罪だけで なく、神の民に犯させたすべての罪のために苦しむ。彼の受ける刑罰は、 彼がだました者たちの刑罰よりずっと重い。サタンの欺きによって堕落 した者たちがすべて滅びたのちも、彼はまだ生き残って苦しみを受ける。 きよめの火によって、悪人たちは根も枝もついに滅ぼされた。サタンが 根であり、サタンに従う者たちが枝である。律法の刑罰は全部くだり、 正義の要求は果たされた。天と地はこれを見て、主の義を宣言する。
各時代の大争闘電子版p673 大争闘の終結

ふるさと

聖書の中では、救われた者の嗣業が「ふるさと」と呼ばれている(ヘブ ル 11:14―16参照)。そこでは天の大牧者イエスが、ご自分の群 れを生ける水の源に連れて行ってくださる。いのちの木は月ごとにその 実を結び、その葉は万民のために用いられる。水晶のように透きとおっ た川が永遠に流れ、そのそばにはゆれ動く木々が、主に贖われた者たち のために備えられた道の上に影を投げている。広々とひろがった平野の 果ては、美しい丘となって盛りあがり、神の山々が高くそびえ立ってい る。この平和な平原に、また生ける流れのほとりに、久しい年月の間旅 人であり寄留者であった神の民が、そのすまいを見いだすのである。
各時代の大争闘電子版p675 大争闘の終結

ただ一つの記憶

思い出させるものがただ1つある。われわれの救い主は、永遠に十字 架の傷跡をとどめられるのである。主の傷ついたみ頭に、その脇腹に、 その手と足に、罪の残酷なしわざの唯一の跡がある。預言者ハバククは 栄光のキリストを見て、「その光は彼の手〔脇腹― 英語訳〕からほとば しる。かしこにその力を隠す」と言っている(ハバクク 3:4)。人類を 神に和らがせる真紅の血潮がほとばしり出た、主の突き通された脇腹 ― そこに救い主の栄光があり、そこに主の力が隠れている。主は贖い の犠牲によって、「救いを施す力ある」おかたとなられたので、神のあわ れみをあなどった者たちに対しては、強い態度でさばきを執行されたの である。救い主の屈辱のしるしこそは、救い主の最高の栄誉である。カ ルバリーの傷跡は永遠にわたって、主への賛美を示し、主の力を宣言する。
各時代の大争闘電子版p674 大争闘の終結

David Hobson – The Holy City – Carols by Candlelight 2012

 

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