弘前城公園
今日は仕事が休みだったので部屋の掃除やシーツの洗濯をしてから外出した。いくつかやらなくてはならないことがあった。ひとつは親兄弟にリンゴや「嶽(だけ)きみ」というトウモロコシを送ること。地元では落ちたリンゴや訳ありリンゴを買っているので1個30円ぐらいの安いリンゴを食べているが送るとなればそうは行かない。相馬のリンゴが美味しいというのでそちらの方に行ってリンゴ農家さんから発送してもらうよう手配した。トウモロコシは岩木山の方にいくつか農家があるのでそちらにお願いした。また通帳の記帳もしていなかったしいくつか引き落としがうまくいかないものがあったのでその手続きもしなくてはならなかった。記帳してみると子どもの特別手当が振り込まれていた。これは妻の方に送るお金なので郵便局からそのまま送金した。その後、いつものように自然界に出かけようとしたが遅くなってしまったので弘前城に行った。何度も来ている所なので無理に行くこともなかったが中途半端な時間だったので久しぶりに出かけて見た。今弘前はコロナの影響でいろいろな施設が休業になっている。リンゴ公園に行ってみたが休園。津軽藩ネプタ村に行ったがこちらも有料施設は休園で売店のみの営業だった。仕方がないので目の前にある弘前城に行ったわけだがこちらは逆に有料施設が無料開放されていた。人もほとんどいなかったので桜の頃、賑わいでゆっくりみることができなかったところもゆっくり見学できた。残念ながら天守は閉館していたので入れなかったがその他のエリアは全て回ることができた。自然界というほどではなかったがゆっくりといろいろな事を考え祈りながら時間を過ごすことができた。
電話
少し買い物をして帰ろうとスーパーに向かっている途中で着信があった。妻の携帯からだった。また何か言われるのだろう。「離婚届を早く送れ」と言われる事を覚悟しておそるおそる電話に出た。声が違う。一瞬よく分からなくなったが、すぐに合点がいった。次男だ。堰を切ったようにずっと喋っている。次男の声だと分かると涙をこらえるのに必死だった。1年以上次男の声を聞いていなかったからだ。小学校のこと、勉強のこと、お友達のこと、自転車やスケートボードが欲しいこと、ファッションに興味を持っていること、ダンスを習う予定をしていること等々。楽しくて話題が尽きない。あれほど次男と関わる事を嫌がっていた妻がよく電話をさせたな、と思っていたがやはり子どもを通してお金を送って欲しいと言っていた。そういう魂胆があってもそんな事はどうでも良い。子どもと1年ぶりに会話ができたことが何より嬉しかった。スーパーの駐車場に車を止めて話し込んでしまったが気付けば1時間が過ぎていた。長電話をすると妻が何かを言いだすかもしれないので次男を励ます言葉を残しお祈りをして電話を切った。
不意打ちだった。意表を突かれた。毎日悶々とした気持ちで過ごし、将来に対する不安や失望を感じながら生活している。神様は自分の事を忘れてしまったのかな、などと不信仰な事を考えながら時間がすぎて行く。こんなことではいけないと思い直して必死に祈る。そのような事を交互に繰り返す毎日。昨晩も長い時間祈っていたが不安を払拭できずにいた。そのような矢先の電話だったので本当に不意を突かれた感じだった。子どもと会話できたことも勿論幸せだったが何よりも神様がこんな自分をまだ覚えていてくださったことが嬉しかった。神様に感謝しながら安息日を迎えることができ本当に祝福された。この安息日の間は特に神様とだけ交わる時間にしたい。
われわれも、苦難におそわれる時、ペテロのようになることがどんなに多いことだろう。われわれは、目を救い主にそそがないで、波をみつめる。われわれの足はすべり、もりあがった波がわれわれの魂の上を越える。イエスは、ペテロが滅びるために、みもとにこいと命じられたのではなかった。イエスは、ご自分に従うようにわれわれを召しておいて、 そのあとでわれわれを捨てるようなことをなさらない。イエスはこう言われる、「恐れるな、わたしはあなたをあがなった。わたしはあなたの名を呼んだ、あなたはわたしのものだ。あなたが水の中を過ぎるとき、わたしはあなたと共におる。川の中を過ぎるとき、水はあなたの上にあふれることがない。あなたが火の中を行くとき、焼かれることもなく、炎もあなたに燃えつくことがない。わたしはあなたの神、主である、イスラエルの聖者、あなたの救主である」(イザヤ 43:1―3)。
各時代の希望 電子版 p388
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