個性的
科学者の中には幾つかの特異な個性を持った方がいらっしゃる。尊敬するアルバート・アインシュタインは個性的な科学者の代表かもしれない。自分の好きな科目以外には全く興味を持つことができず、嫌いな科目の授業時間は野外で読書をして過ごすなど好き嫌いがはっきりしていた。
また、敬愛する今はなきスティーブ・ジョブズもその一人であろう。養父母に無理を言って大学に進学させてもらうもほとんどの授業をボイコットしていた。ただカリグラフィーの授業だけは非常に熱心に受けていたという。今は事情が変わったが、Appleがデザイナーに好まれる理由のひとつがフォントの綺麗さ、にあったと言われている。ジョブズがフォントにもこだわったのは大学時代のカリグラフィーの影響だと言われている。
トーマス・エジソン
発明王のエジソンは1847年に米国オハイオ州で産声をあげた。電球や蓄音機の発明をしたことは有名であるが、多くの名言も残している。
天才とは、1%のひらめきと99%の努力である
これはあまりにも有名な言葉であり多くの方の記憶に残っていると思う。
他の発明家の弱点は、ほんの一つか二つの実験でやめてしまうことだ。
わたしは自分が求めるものを手に入れるまで決してあきらめない。
人生に失敗した人の多くは、諦めたときに自分がどれほど成功に近づいていたか気づかなかった人たちだ。
失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。勉強したのだと言いたまえ。
私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
成功できる人っていうのは、「思い通りに行かない事が起きるのはあたりまえ」という前提を持って挑戦している。
まだまだ多くの名言をのこしている。少し調べてみると失敗やうまくいかなかったことに対する名言が多いことに気づく。失敗をどのように肯定すべきかを教えてくれる。
エジソンは小学校入学後間もなく退学となっている。詳しい話は忘れてしまったが非常に勇気付けられる逸話がある。出典も分からずその真偽も定かではないがエジソンの個性から考えてデタラメな話ではないと信じて記憶にとどめてきた。
理解者
小学校に進学して間も無く、エジソン少年は学校から一通の手紙を渡される。帰宅してすぐに母親に見せると、書いてある内容をエジソン少年に読んで聞かせてくれた。
あなたのお子さんはかつて存在しなかったほどの天才です。残念ながらあなたのお子さんを指導できる教員が本校には在職していません。そこで、教員であるお母さんが明日からエジソン君の先生になってあげてください。
翌日からエジソンは母親に連れられ図書館で勉強をするようになった。多くの書物を読み、世界に出会い発見を重ねた。そして何年もの月日が流れエジソン少年はその天才ぶりを発揮して「発明王」となった。
母親を亡くした時に遺品整理のために実家にしばらく戻ったエジソンは母親の机の奥から一つの小さく折りたたんだ紙を見つける。その紙を広げて中に書いてある文章を読んで号泣した。
「あなたのお子さんは精神障害者です。本校ではあなたのお子さんを指導することはできないので本日付で退学処分とします」
という内容だった。
肯定
小学生時代、大川従道牧師は事情があって修学旅行に行くことができなかった。大川先生のお母様が「修学旅行に行けないぐらいで泣きなさんな。あなたはこれから世界各地を飛び回る人物になるのだから。」と言われた。果たしてその通りになった。
なかなか思った通り、祈った通りにはいかず子どものことで毎日涙を流しながら祈り続けている自分たち夫婦。今は暗闇に閉ざされることもあるけれど、一つだけ夫婦で約束していることがある。
「この子はすべての人を祝福できる偉大な働きをする」ことを信じ続けること。
この子を通して神様は常にそばにいてくださることと、神様の力をわかりやすく教えてくださった。
すべての人を生かし、励まし、用いようとして働かれる神様の偉大な力を忘れないようにしたい。
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