ふたつの文章

問題

毎日、一心に祈るがその答えは与えられない。もしかすると、「答えがない」という答えが与えられているのかもしれない。祈りが聞かれない理由はいくつか考えられる。

①自分の祈りと神様のご計画が違う
②祈りがきかれるタイミングが今ではない
③祈り方、祈る姿勢や心の状態に問題がある
④祈りが聞かれないことで、もっと大切なことを教えようとしている

不信仰な自分だが、ひとつ確実に言えることがある。それは神様は祈りをきちんと「聴いていてくださっている」ということ。このことは個人的に与えられた経験から確信している。聴いてくださっているのに、その道が開かれないのはなぜだろうか?悶々としてしまうが、ある本からふたつの文章にであうことができた。ひとつは随分前から自分の「御言葉ノート」に記されていたものだがもうひとつは一昨日初めて知った文章である。ふたつともE.G.Whiteという19世紀半ばから20世紀前半にかけて活躍し多くの再臨信仰をもつクリスチャンに励ましを与えた女性クリスチャンの書いた文章である。安息日を迎えたこの時を、ふたつのことばに触れてゆっくりと過ごしたい。

無限の神の愛がもたらした

神の摂理のうち私たちを悩ませた全てのことは、来るべき新しい世界で明白にされる。その時になると、理解に苦しんだことの理由がわかる。恵みの神秘が私たちの前に明らかにされる。私たちの限られた理解力では、ただ困惑と約束の破棄にしか見えなかったことの中に、私たちは最も完全で美しい調和を見るのである。無限の神の愛が、最も苦しい試練のように思われた体験をもたらしたということを知るようになる。全てのことが働き合って、私たちの利益となるようにしてくださった主イエスの優しい心遣いを認めるとき、言葉に言い表せない、栄光に満ちた喜びに包まれるであろう。
アドベンチストホーム P626

そのとき明らかにされる

あがなわれた者はだれでも、自分の一生における天使たちの奉仕を理解するであろう。生まれたときからわれわれを守ってくれた天使、われわれの歩みを見守り、危険の日にわれわれの頭上をおおってくれた天使、死の陰の谷にあってわれわれとともにいた天使、われわれの最後のいこいの場所に目をとめていてくれた天使、よみがえりの朝まっさきに迎えてくれる天使・・・この天使と語らい、自分の一生における神の摂理と人類のためのあらゆる働きにおける天の協力について話を聞くことはどんなにすばらしいことであろう。人生の経験におけるあらゆる複雑な問題はその時明らかにされるであろう。われわれの目には混乱と失望、目的の破壊や計画の妨害としかみえなかったことが、堂々たる圧倒的な勝利の目的、天との調和であったことがわかるであろう。
教育P356

聖書研究ガイド22年1期5課

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