ホワイトアウト

止むを得ず運転

昨日は休日出勤になった。急に言われたわけではなく前日から分かっていたことなので全く問題はなかった。普段よりも早めに仕事を切り上げることができた。ただ、どうしても出かけなくてはならない要件を頼まれてしまった。朝から凄い勢いで雪が降っていたので出かけたくなかった。いつもなら徒歩で出勤するところだがあまりにも降りが激しかったので車で出勤したが、アパートから職場までの僅かな距離だから運転できたのであって少し離れたところまで出かける勇気はなかった。でも行かなくてはいけなくなり必死にお祈りしながら出かけた。普段は運転中にお祈りをしているので無音で走るのだが、この時は不安すぎてずっと讃美歌を聴きながら運転した。

ホワイトアウト

津軽平野はとにかく風が強い。普段から風が強く、近くには凧揚げ専用の公園があるほどだ。特に強風にさらされる場所を走らなくてはならなかったので不安だったが、急に前が見えなくなってしまった。パニック状態に陥ってしまった。噂には聞いていたが、所謂「ホワイトアウト」である。吹雪で視界が全く遮られ前後左右のどの方向も認識できなくなる現象である。かなり焦った。とりあえずハザードランプをつけて停止した。日中なのに車内以外全く見えない。左には雪の壁があるだろうし右側は対向車が走っているはずだが全く見えない。車を降りたい衝動にかられた。怖かったがとにかく吹雪がおさまるのを待った。その間にも対向車や後続の車に衝突されるのではないかと不安だった。が、できることはとにかく止まってじっとしていることだけ。

しばらくして気づいたが、路面の少し黒ずんでいる轍の部分が何と無くではあるが見えた。この轍を辿っていけば良いのかも知れないと思ったが車を走らせる勇気はなかった。そして更に待っているとうっすら前方に車両が見えた。その車もハザードを点けたままではあるが少し進んでいるようにも見えたので自分も車間距離を保ったままゆっくり前進してみた。下の轍と前の車のテールランプだけが頼りだった。

更にしばらくするとかなり視界がひらけ、20km/hぐらいではあるがゆっくり進める状態になった。かなり焦ったがその後吹雪は収まり目的地に着くことができた。

stay still

30年近く前のことであるが大きな問題を抱えてどうしようもなくなり、当時の上司である校長先生に相談したことがある。相談というより仕事を辞めたいと申し出たのである。結局校長先生とはその後3日間毎日話すことになるのだが、先生が仰った印象深い言葉がある。それは「stay still」。途方にくれた時、行き先が分からなくなった時はとにかくどこかに進もうとせずに「じっとしなさい」という意味だ。人生がホワイトアウト状態になった時にできることは「じっとしていること」なのだろう。

イエスキリストの御翼の陰でじっとしていること。大切だと痛感している。

神よ、わたしはあなたに呼ばわります。
あなたはわたしに答えられます。
どうか耳を傾けて、
わたしの述べることをお聞きください。
寄り頼む者をそのあだから右の手で救われる者よ、
あなたのいつくしみを驚くばかりにあらわし、
ひとみのようにわたしを守り、
みつばさの陰にわたしを隠し、
わたしをしえたげる悪しき者から、
わたしを囲む恐ろしい敵から、のがれさせてください。
詩篇17:6-9

Golden Angels 6

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