同じ方向
開発者向けではあるがAPPLEの新製品(ハード、ソフト、システム等)を発表するイベントWWDC2023。以前ほどの熱量はなくなったがそれでも少し興味はある。流石にライブを視聴することはなかったが、早朝から何人ものYouTuberさんが翻訳、解説をしているので少し視聴した。今回発表されたハードは事前に流れていた噂と殆ど同じだったので、むしろソフトやOSに興味をもった。
これだけの大企業なので恐らく5年以上先を見据えて動いているだろうし今回の発表もその草案は5年以上前のものをアップデートしたものなのだと思う。今回の発表で直感的に思ったのがiPhoneのiOS、iPadのiPadOS、そしてMacOSが同じ方向に向かっているということ。近い将来、これらは全く違う端末ではなく同じものになるのではないか。大きさや使える場面によってデバイスは選択できるものの同じ作業を同じクラウドを用いて行うようになる気がしている。
メモとジャーナル
自分の環境で最も頻繁に使用するアプリが「メモ」である。Apple純正のアプリで前述のOS全てに搭載されておりクラウドで同期するようになっている。正直言って使い勝手はあまり良くない。が、3者が共通して使えるということから10年以上前から使っている。あまりにも使い勝手が悪いのできちんとしたメモを執るために「GoodNote」というアプリを併用している。とはいえ今までのデータを活かすために「メモ」は使い続けている。毎日の聖書研究ノート、聖書の言葉を蓄える「御言葉ノート」、そしてこの投稿記事も全て「メモ」を使う。これが今回アップデートされてかなり使い勝手が良くなるとのことだった。また同様に「ジャーナル」というアプリも登場する。こちらは日記機能をもったメモ帳で写真などの位置情報と連動して使えるらしい。詳細は分からないが、少し興味がある。日記をつけているが、その都度ノートが変わってしまうので同じサイズで統一感をもたせることが難しい。今はA5版のノートを使っているが以前はB5を使っていた。大きさは同じでも厚さやデザインが統一されていないので整理もやりにくい。仕方がないので今は気に入ったノートを見つけると(できるだけ大手メーカーの定番商品)を10冊ぐらいまとめて購入するようにしている。それでも、これがなくなったときのことを考えると少し不安になる。アプリで日記をつければ利便性もあがるし携帯性に優れあとで見返すことも容易にできる。一方字体、誤字などからそのときの心境や好んで使っていた言葉などを読み取ることはできなくなる。更に、位置情報や思想と言ったものがクラウドにあがるということは、理論的にはそこにアクセスして自分以外の誰かが閲覧することもできてしまう。終わりの時代に残すべき自分の記録をどのように管理するか、大いに問われている気がする。
仮想現実
前述の通りハード面での発表はリーク情報と殆ど変わらなかったのであまり興味はなかった。が、業界からは一歩遅れをとった感じがするHMD(ヘッドマウントディスプレー)に参入するための”Vision Pro”を発表した。ゲームや映像の世界では既に何年も前から使用されているが、自分はその世界に全く興味がないのでその必要も感じていなかった。安価なものから高価なものまで様々な種類が発売されているが”Vision Pro”は3499ドル、488000で発売される。
この端末には全く興味がないが、プレゼンを見ながらもしもこれで今まで見ることができなかったものをみることができたら・・、と少し思った。
自分が見たいもの。加速器の中で起こる粒子の衝突とか。クリスチャンの映像クリエーター達が集まって再臨の光景や天国の情景をつくってくださったらそれも見てみたい。
しかし一方で仮想現実の奥に潜むサタンの力も考えてしまう。国が掲げる「ムーンショット目標」には絶対に人類が向かってはいけない方向性を感じる。
- 2050年までに、複数の人が遠隔操作する多数のアバターとロボットを組み合わせることによって、大規模で複雑なタスクを実行するための技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。
- 2030年までに、1つのタスクに対して、1人で10体以上のアバターを、アバター1体の場合と同等の速度、精度で操作できる技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。
地球上の全員がこのゴーグルをかけて救世主なる存在の来臨を見るというのだろうか?イエス様のご再臨は仮想現実ではなく世の中の全ての人が同時に見る、体験する現実である。この仮想現実を用いて現実とそうでない空間の境を感じられないようにするサタンの働きが一層活発になったことを感じる。
願い
知っていることは非常に少ないが年数だけは長い往年のアップルユーザーである自分にとって、毎年のアップルの発表が「ワクワク」から「ドキドキ」あるいは「ヒヤヒヤ」に変化している。アップルほどの影響力をもった企業をサタンが手中におさめないはずがない。日本のデジタル庁がマイナンバーの普及にあたってアップルに技術提供をお願いしたという話題はもうずいぶん前の話である。
アップル始め多くの影響力を持つ企業がイエス様の側にたつことを心から願いたい。
宜しければこちらのクリックもお願いいたします
↓↓↓↓↓↓↓